またもや子持ちBLです~!!


あ、厳密には子持ちではないんですが、
とある事情から親戚の子供を引き取った攻め様ですが、
いかんせん家事がダメなので、
家事の出来る同僚に夕飯を作ってくれたら英語を教える・・・という取引を持ち出す。
っていうものなんですよね。

とにかく子供が出てくるBLは私の心を鷲掴みにしちゃうので、
これも惹かれて購入しちゃったという・・・ww


薄いしサクサク読めるので
気楽な感じで読み進めることができます。


なんで、こう子持ちBLは癒し効果があるんでしょうかね~??


桂生 青依著「Happy Life」
Happy Life (リリ文庫)/大誠社
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外資系の会社で働いているのに英語が苦手な透は、帰り道で同僚の湊を見かける。精悍な容姿で仕事もでき、会社では一分の隙も見せない彼は、似合わないおもちゃ屋の袋を抱えていた。怪訝に思う透だが、彼が二人の子供を育てていると知って!? 戸惑う透に湊はある取引を持ちかけてきた。「英語を教えてやるから、子供達に食事を作ってやってくれ」と。英語という弱点を見抜かれ複雑だが『料理が得意』という一面も知られていたのをくすぐったく思う透。不思議なきっかけから始まった『取引』の中で、湊の意外な温かさに触れ惹かれていくが…?


外資系企業に勤めているのに英語が苦手という透。
これまではなんとかやりすごしてきたのだが、今回新たに日本支社長に着任したのが外国人。
というわけで、これからの会議、資料などは英語となることがわかり、
3ヶ月以内に社内の英語検定試験を受けなくてはならない。
外資系に身を置きながらも英語が苦手だなんて、同僚にも当然相談できない。
ところがある日、偶然同僚の湊が子供2人を引き取り育てていることを知ってしまう。
湊からは英語を教えてやるから子供たちに料理を作って欲しいと頼まれることに。
実は子供というのは湊の伯父夫婦の子供なのだが、海外で事故死してしまい、
いろいろと親戚で揉め、結局湊が引き取ることとなったのだ。
ところが海外にいたせいか、こちらではシッターに懐かずに困っていたとのこと。
透は人当たりも良く優しい雰囲気があるので、子供たちもすぐに透に懐いてしまった。
これまでは単なる同僚だった二人だったが、透と湊も徐々に親しくなっていった。
しかし、子供とも仲良くなり湊ともすっかり打ち解けたかと思った矢先、湊からもう来なくていいと言われてしまい。。。


なんというか、子育てBLの王道的な感じでした!
でも子育てメインにならずにちゃんと恋愛に重きを置いていた感じだったかな。
湊は一見クールで仕事が出来る男風なんだけど、
愛情持って子供たちに接していたし、
透も一生懸命勉強も子供の世話もしていて好感が持てるキャラでしたよー!

意外性とかドンデン返しとかそういうのはありません~!ww
なので、ひたすら癒しを求めたい・・・という方には
いいんじゃないかな。
あ、ハラハラとかもないしね。

でも二人の恋愛が成り立っていく感じが読み取れます。
それにクールだと思っていた湊が実は結構熱い人なんだなーってのもいいですね!

そして子供たち!
最初は人見知りだった子供たちが透に懐いていって
寝ないではしゃぐ姿とかとっても愛らしかったです!

話全体の雰囲気と木下けい子先生のイラストがマッチしていて
すんなりと話の中に溶け込むことができました~。


ただただ返す返すも特筆すべき何かあるわけじゃないので、
レビューもこんな感じになってしまう~あせる

子供が出てくるBLが好き、
でも恋愛がちゃんとメインになっている、
あまり濃い描写は得意ではない、
サクサクと読めるのがいい、

というものをお探しの方にはいいんじゃないかしらー。


H度ドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月半月





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