宮緒葵さんの「渇仰 」の番外編です!!
今年のプラチナ文庫のフェア小冊子からですよ。

とにかく宮緒さんといえば攻めがまるで犬!!(ワンコ攻めなんてカワイイもんじゃない)
この番外編はそんな犬攻め達幸のことを
ある教師が回想をしているって話です。

渇仰 (プラチナ文庫)/宮緒 葵
¥600 Amazon.co.jp

お前は僕の恋人で、僕の犬だ。
人生のどん底で再会した幼馴染み・達幸は人気俳優となっていた。かつて父の愛情を奪われ、事故で夢を失った明良は、 彼と二度と会うことはないと思っていた。しかし達幸は、己の成功は明良の「犬」になるためだと縋り付く。ついには身体まで奪われ屈辱に塗れた明良は、すべ てを奪われた自分と同じ苦しみを与えてやろうとするが、達幸は明良の傍にあることだけを求めていて……。


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「ある教師の回想」
とある高校の教師がクラス会に出席して、
元生徒たちの成長を暖かい目で見守っている・・・・ということなんだけど、
もちろん、その日は都合がつかずこれない生徒もいる。
その中の一人、青沼達幸のことを回想するんですけど・・・・

今は達幸は押しも押されぬスターですからね。
クラス会には不参加なんだけど、
あの強烈キャラを忘れるはずなどなく・・・・つか忘れられないっつーの!!www


その存在はまず入学式から注目された。
新入生代表の挨拶は達幸で、そのおかげで目立って・・・・ではなく、
達幸は大好きなあーちゃんとクラスが別れたことに大ショックを受け、
あーちゃんの席で大泣きしていたのだったwww

いくら美形でもそんなことされた日にゃドン引きなんですけどねww

しかもそれだけではなく、クラスが違うのに明良の行き先を
授業中であろうとおかまいなしに追いかける!!
体育で明良のストレッチの相手をつとめた生徒に襲いかかったり・・・・

ま、そんなこんなで2年に進級時には達幸と明良は一緒のクラスに。
当然、そこには先生たちの苦労があるから・・・・・なんですけどね。

そんな忘れられない生徒達幸を思い出して、
きっと今も明良のそばにいるんだろうな・・・などとしみじみ思うわけですよ。


達幸も明良も出てはこないけれど、
先生の回想の中では大暴れ(達幸が)しておりますんで、
楽しく読ませていただきました!!


入学式で代表挨拶そっちのけで大泣きしている達幸を明良の
「きちんとできたら、今夜は足元で寝かせてやる」
という鶴の一声が功を奏して事無きを得たんだけど、
この時の達幸の喜びようから、先生には達幸のお尻になぜか尻尾が見えたとか見えなかったとか・・www

達幸、ほんと、めんどっちい奴だけど、
ワタクシは大好きですwww



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