読みましたよ~~!!

噂のアノ作品を読みましたよ~~!!



某書店で普通の一般小説たちにマジって
週間売上堂々4位にランクインしたという噂のトンデモBL作品!

こういうのはもう読んだらちゃっちゃとレビューするのに限るww


とんでもねぇ作品だ!wwという噂を聞いて
普段は読む前にネタバレ防止のために
他の方のレビューは読まないようにしているのに
この作品だけは片っ端から読みまくり
読まなくてももう作品の内容がバッチリ!というww

いやぁ、ここまでしておいて読んで良かったですよ、かえって。。

知らなかったらあんぐりと開いた口がふさがらなかったと思うしね~。


好き・嫌いの前に生理的にダメ!とか気持ち悪い・・・と
思う人も多数だと思います。
なるほど、物議を醸したのもわかるな。

反対意見や酷評もあるだろう・・・と容易に想像できる。

だけど、こうやってどっちの意見であっても
話題になることが出版社にとってはしてやったり!なんでしょうね~~!ww


吉田 珠姫著「鬼畜」
鬼畜 (二見書房 シャレード文庫)/吉田 珠姫
¥650
Amazon.co.jp

それから、……本格的な凌/辱が始まった。
祖父母の死により実家に戻ることになった大学生の文人。
弟の達也は文人を歓迎するが、それは狂気の執着という正体を現し…
家の中に悪魔がいる——。大学生の風間文人は育ての祖父母の死をきっかけに実家へ戻ることに。二つ年下の弟・達也は文人を歓迎するが、その異常なほどのはしゃぎように薄ら寒いものを覚える。成績優秀で見た目もよく、友だちも多いという達也。しかし文人への執着を露わにした達也は家という密室の中、逃げるすべを失った文人を風呂場でやすやすと犯/す。実の弟に犯/された屈辱に打ちひしがれる文人。しかし兄を精神的支配下に置いた達也の行為はエスカレートし……。



吉田さんは「神官は王に愛される 」のような
ラブラブファンタジーも書くけれど、
ピジョン・ブラッド 」のようなトンデモBLも書く。
そーいや「ピジョン・ブラッド 」も同じシャレード文庫ですよね。
いろんなところで断られたというこの「鬼畜」のプロット。
さすが「ピジョン・ブラッド 」をOKしただけあってこちらも出版とあいなりましたww


読んでみて思ったのは「鬼畜」というよりも「狂気」ですね。
狂気が棲まう家・・・って感じですよ。

禁断モノの中ではよくある兄弟モノ。
でもセリフとかがこんなんないよね・・・的な。。。

伏せ字なしのそのままの言葉が出てきちゃいます!
しかも攻めの弟が兄を押し倒しやってしまうんだけど、
それも幼児言葉責めなんですよ!

そこでまず受け入れられない人もいることでしょう。

兄に執着するあまり高校生になってもベッタリ。
でも喘息気味の兄文人は幼い頃から両親・弟と離れ一人祖父母のもとで育ってきていた。
だからたまにしか会えない兄にベッタリなのも仕方ないと最初は思うんだけど、
ちょっとそれもあまりにもすごいんでさすがに弟達也に対して怖さを覚えてしまうんだよね。

そして徐々に本性を現す達也。

達也の狙いはズバリ文人。
離れて暮らしていることに不満を持っていた達也は
祖父母が亡くなった今がチャンスとばかりに文人を我がものにしてしまおうと・・・

祖父母がなくなったのは火事が原因なんだけど、
それを喜ぶように話す達也に(だって「ようやく死んでくれてよかったね!」なんて言うんだよ)
薄ら寒さを感じてしまう文人。

達也はかっこいいし頭もいいし友達もいっぱいいる。
でも一番は兄なのですべてを捧げちゃっているといってもいい。
だから邪魔者は排除しなくてはならないのだ。

それが文人の女友達であろうと、祖父母であっても・・・

そーなんですよ!
祖父母の家に火を放ち二人を殺 してしまったのは達也なんですね!
だけどそんな真似をしててもあっけらかーんとしているし
自分たちを引き裂くからだ。。と言っちゃえる達也が凄い。。。

しかも早々に文人を無理矢理抱いてしまったら
あとはもう文人を追い詰めて考えさせる隙を与えず
文人をどこでもやっちゃおうとしちゃうんですよね!

文人もイヤだと言っているわりに本気で逃げる気あるの!?ってくらい
とろ過ぎる!!

まあ、でもこの弟にかかっちゃ、怖さが先に来て逃げる気持ちもなくなってしまうのかなー。
だって祖父母のみならず母親までも自分たちの邪魔だと判断したらまた殺 すことも厭わないしさ。
しかも悪いことだとこれっぽっちも思っていない。
おまけに最後には父親もこちら側に引きずり込んじゃう!
もともと父も虎視眈々と文人を狙っていたんだけどさ~、
さすがにそれは・・・と思っていたようでして、、
でも毎日毎日文人と達也のHを見せつけられてとうとう禁断の道に入ってしまうんですね!!

まさに親子丼!!!!


兄を手に入れるために殺 人さえも笑って実行しちゃってるし、
Hも幼児言葉、隠語使わず直接な言葉でガンガン攻める。
そして父をも引きずり込ませる達也が
狂 人でなくて何なのかーーー!!

いや、父もそして文人自身も
皆、この家の人間はどこか壊れてしまってる・・・・

評価と好みがハッキリ分かれそうな作品だけど
私自身、この手の展開は嫌いじゃないのよ。
嫌いじゃないけど、何か今一つ・・・な感じでした。


だけど怖いモノ見たさで読んでみるのも一興かも??


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ(びんびんおち・・・・達也号にはちょっと吹いたww)
ストーリー度 測定不能(うーむ困った)

ペタしてね

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