雪代鞠絵さん原作、上田規代さん作画による
コラボ作品のコミックスですー！
雪代さんといえばどうしても健気受け！というイメージがあるんですが、
今回は雪代さんの書く作品とはちょっと違いますね。キャラが。
とはいえ、全体的に優しくて美味しい雰囲気がたーーーっぷり！
ええ、レストランものだけあって
すんごく美味しそうなんですよーー！
上田さんの絵がまたこの話に合っているんです！
ギャルソン×シェフ
どちらも仕事には信念と自信を持つ。
ところがギャルソンはお客のサービスに
シェフは伝統的フレンチにこだわり意見が衝突することもしばしば。
甘い恋愛だけじゃなくて
ワーキングＢＬとしてもきちんと描かれているので好感もてます！
上田 規代/雪代 鞠絵：原作コミックス「恋と誘惑のレシピ～レストラン ル・ロワイユ～」
シェフ・和菜の天敵はギャルソンのセイ—反発しあう二人だったが、ある日和菜はセイと一夜をともにすることとなり……！？
反発しあっているといってもどっちかってーと和菜が一方的にキャンキャン吠えているって感じww
そんな和菜の遠吠えをいつも余裕の笑顔で受けとめ、そして更に挑発するようなことを言うセイ。
二人とも仕事にはプライドを持っている。
だけどそれが必ずしも一致するとは限らない。
和菜はどっちかっていうとガチガチの正統派。
もちろんそれも大事。だけど時に四角四面で面白味に欠けてしまう。
それを補うかのようなセイの存在。
セイはメニューにないオーダーをとりつけたり
時にそれはフレンチか！？っていうようなメニューまで。
でもそれを笑顔で和菜に「できないの？」なんて言っちゃうもんだから
「できる！！」って強がって言ってしまうんですねー。
それがまた和菜にとっては面白くないわけ。
なんか、お客さんの希望通りにメニューをアレンジして喜んで帰ってもらうと
嬉しい反面、セイに助けられた感じもしたり・・・
セイは何も無謀なことはしない。
本当にできないものは断っている。
でも和菜にできる、これなら大丈夫、と思うものにはチャレンジさせちゃうんですね。
そこんところの和菜の扱いがセイは上手いというかww
もともとこのレストランのオーナーシェフに憧れてシェフになった和菜。
でもオーナーが遅咲きの恋に海外でラブラブバカンス中。
なので必死でこのレストランの伝統と味を守ろうとしているんですね。
一方、セイはオーナーの孫でもある。
そして三つ星フレンチで修業をしてきた人なのでギャルソンとしての腕は確か。
だけど和菜がセイに警戒心を抱いているのは何も考えの違いからじゃないのだ。
実はセイが気に入らず追い出そうとオーナーに直談判した時に
オーナーはセイをテストすることに。
そしてそれを受けて立ったセイ。セイはこのテストに合格したら和菜を食べさせて・・・なんて言っちゃうのよね。
もちろんテストを見事クリアしたセイ。
約束どおりセイは和菜を美味しくいただいちゃったのでしたww
ということもあり、
和菜はセイに警戒心剥き出しだったりするのよね。
そうなんです。セイは和菜のことが好きなの。
セイは和菜に伝統フレンチの概念に固まっている殻を打ち破って欲しいと思っているんですよ。
何もいたずらにメニューになりオーダーをとってきているんじゃないのね。
もちろん抱いたのだって愛情があるから。
一度和菜のフレンチを食べてから和菜のことが気になっていたセイ。
本人を一目見て気に入ってしまった！というわけなんですよ。
ところがオーナーがバカンスから帰ってこないどころか
シェフ自体も辞めてしまう、、、って話が和菜の耳に入り・・・
和菜はかなりショックを受けてしまうのよね。
そこから大ポカをかましたり、実にらしくないミスを連発。
そうこうしているうちに風邪もひいて味覚がわからなくなってパニックを起こしてしまう！
だけどそれも助けてくれたのがセイ。
セイの優しさや仕事っぷりにいつしか和菜も惹かれてはいくんだけど、
オーナーが病気ということもわかり和菜はたった一人の身内であるセイにオーナーのいるフランスへ行け、と言うのだ。。。。
やっと気持ちが通じたか、と思った途端の別離。
原作付き漫画っていろいろとあるけれど、
この作品はお手本のような作品ですね。
男としてのプライドを持ちつつもその仕事っぷりは互いに認めあい、
恋愛としてもちゃんと山アリ谷アリ。
一冊にきちんとギュッと凝縮されています。
小説をコミカライズする時は説明が半分になっていて背景がわかりにくい時もあるんですよね。
ちゃんと背景もわかりやすいし、
セイと和菜のキャラもしっかりしていました。
コミックスには雪代さんのSSも掲載されていますよー。
失敗したラタトゥイユをカレーに使うのって目からウロコ！！
トマト味のカレーとかもあるし、野菜たっぷりだからね。
ラタトゥイユを多めに作って半分をカレーに回すのもいいかも。。。
それから上田さんによる４コマ漫画。
これがかなり可愛くって受けましたよーー！！
吾郎×スバルで一作描いて欲しいなーwww
それにしてもこの作品はお腹すいている時に読むと
余計涎が出てきちゃってダメですね。
私も「ノドクロと白子のポワレ セップ茸のトリュフソース白雪仕立て」っていうのを
是非食べてみたいものです！！
誰か作って！！！
Ｈ度
ストーリー度
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コラボ作品のコミックスですー！
雪代さんといえばどうしても健気受け！というイメージがあるんですが、
今回は雪代さんの書く作品とはちょっと違いますね。キャラが。
とはいえ、全体的に優しくて美味しい雰囲気がたーーーっぷり！
ええ、レストランものだけあって
すんごく美味しそうなんですよーー！
上田さんの絵がまたこの話に合っているんです！
ギャルソン×シェフ
どちらも仕事には信念と自信を持つ。
ところがギャルソンはお客のサービスに
シェフは伝統的フレンチにこだわり意見が衝突することもしばしば。
甘い恋愛だけじゃなくて
ワーキングＢＬとしてもきちんと描かれているので好感もてます！
上田 規代/雪代 鞠絵：原作コミックス「恋と誘惑のレシピ～レストラン ル・ロワイユ～」
- 恋と誘惑のレシピ レストラン ル・ロワイユ (バーズコミックス ルチルコレクション)/上田 規代
- ￥700
- Amazon.co.jp
シェフ・和菜の天敵はギャルソンのセイ—反発しあう二人だったが、ある日和菜はセイと一夜をともにすることとなり……！？
反発しあっているといってもどっちかってーと和菜が一方的にキャンキャン吠えているって感じww
そんな和菜の遠吠えをいつも余裕の笑顔で受けとめ、そして更に挑発するようなことを言うセイ。
二人とも仕事にはプライドを持っている。
だけどそれが必ずしも一致するとは限らない。
和菜はどっちかっていうとガチガチの正統派。
もちろんそれも大事。だけど時に四角四面で面白味に欠けてしまう。
それを補うかのようなセイの存在。
セイはメニューにないオーダーをとりつけたり
時にそれはフレンチか！？っていうようなメニューまで。
でもそれを笑顔で和菜に「できないの？」なんて言っちゃうもんだから
「できる！！」って強がって言ってしまうんですねー。
それがまた和菜にとっては面白くないわけ。
なんか、お客さんの希望通りにメニューをアレンジして喜んで帰ってもらうと
嬉しい反面、セイに助けられた感じもしたり・・・
セイは何も無謀なことはしない。
本当にできないものは断っている。
でも和菜にできる、これなら大丈夫、と思うものにはチャレンジさせちゃうんですね。
そこんところの和菜の扱いがセイは上手いというかww
もともとこのレストランのオーナーシェフに憧れてシェフになった和菜。
でもオーナーが遅咲きの恋に海外でラブラブバカンス中。
なので必死でこのレストランの伝統と味を守ろうとしているんですね。
一方、セイはオーナーの孫でもある。
そして三つ星フレンチで修業をしてきた人なのでギャルソンとしての腕は確か。
だけど和菜がセイに警戒心を抱いているのは何も考えの違いからじゃないのだ。
実はセイが気に入らず追い出そうとオーナーに直談判した時に
オーナーはセイをテストすることに。
そしてそれを受けて立ったセイ。セイはこのテストに合格したら和菜を食べさせて・・・なんて言っちゃうのよね。
もちろんテストを見事クリアしたセイ。
約束どおりセイは和菜を美味しくいただいちゃったのでしたww
ということもあり、
和菜はセイに警戒心剥き出しだったりするのよね。
そうなんです。セイは和菜のことが好きなの。
セイは和菜に伝統フレンチの概念に固まっている殻を打ち破って欲しいと思っているんですよ。
何もいたずらにメニューになりオーダーをとってきているんじゃないのね。
もちろん抱いたのだって愛情があるから。
一度和菜のフレンチを食べてから和菜のことが気になっていたセイ。
本人を一目見て気に入ってしまった！というわけなんですよ。
ところがオーナーがバカンスから帰ってこないどころか
シェフ自体も辞めてしまう、、、って話が和菜の耳に入り・・・
和菜はかなりショックを受けてしまうのよね。
そこから大ポカをかましたり、実にらしくないミスを連発。
そうこうしているうちに風邪もひいて味覚がわからなくなってパニックを起こしてしまう！
だけどそれも助けてくれたのがセイ。
セイの優しさや仕事っぷりにいつしか和菜も惹かれてはいくんだけど、
オーナーが病気ということもわかり和菜はたった一人の身内であるセイにオーナーのいるフランスへ行け、と言うのだ。。。。
やっと気持ちが通じたか、と思った途端の別離。
原作付き漫画っていろいろとあるけれど、
この作品はお手本のような作品ですね。
男としてのプライドを持ちつつもその仕事っぷりは互いに認めあい、
恋愛としてもちゃんと山アリ谷アリ。
一冊にきちんとギュッと凝縮されています。
小説をコミカライズする時は説明が半分になっていて背景がわかりにくい時もあるんですよね。
ちゃんと背景もわかりやすいし、
セイと和菜のキャラもしっかりしていました。
コミックスには雪代さんのSSも掲載されていますよー。
失敗したラタトゥイユをカレーに使うのって目からウロコ！！
トマト味のカレーとかもあるし、野菜たっぷりだからね。
ラタトゥイユを多めに作って半分をカレーに回すのもいいかも。。。
それから上田さんによる４コマ漫画。
これがかなり可愛くって受けましたよーー！！
吾郎×スバルで一作描いて欲しいなーwww
それにしてもこの作品はお腹すいている時に読むと
余計涎が出てきちゃってダメですね。
私も「ノドクロと白子のポワレ セップ茸のトリュフソース白雪仕立て」っていうのを
是非食べてみたいものです！！
誰か作って！！！
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