過ぎた夜のお話【同人誌】（愛はね、/ぼうや、もっと鏡みて）

こちらも先日のＪ庭でゲトした樋口さんの同人誌です！
これは商業作品の番外編ですね。

愛はね、 (白泉社花丸文庫)/樋口美沙緒: ￥630; Amazon.co.jp

ぼうや、もっと鏡みて (白泉社花丸文庫)/樋口美沙緒: ￥630; Amazon.co.jp

「愛はね、」「ぼうや、もっと鏡みて」の
番外編です！
以前にもこの作品たちの番外編を紹介していますが
同人誌があるからこの話はほっとしたというか‥‥。
本編はｲﾀｲこともあったし、
結ばれるまでが本当にイライラっとさせられたので、
だからこそそのあとに出した
同人誌の「さいごの夜のお話」がとても幸せそうで
よかったな・・・と。

「さいごの夜のお話」では望が家を出ていく時の話を
長兄秀一視点で書かれていましたが、
今回は次兄康平視点から。

こうやって読むと
望は自分が思っていた以上に
兄たちから愛されてきたことがよくわかります。

優しすぎる弟を
皆が心配しているのが伝わってくるんだよね。
できればそういう兄たちの思いが
望が一番欲しい時に伝わっていたら・・・・・
或いはもっと望は違ったのかも知れないけれど。
ただこればかりは兄たちだってまだ若かったわけだから
無理なんだろうけれど。
少年期に受けた心の傷や寂しさはたとえ埋まっても
そのまま望の中に植え付けられているだろう。
だけど、その分望が今俊一によって幸せになってくれればいいな。

もう一つ話が入っています。
これはまだ遠距離恋愛中の時ですかね。
俊一の小説が映画化されてそのプレミアム試写会が行われ
俊一も舞台挨拶をするというものだ。
なので福岡から駆けつけた望だったのだが、
俊一の意外なほどのヒロインへのこだわりがわかり・・・・

このヒロインのモデルはもちろん望。
もともと彼の書く小説はそういう思いを吐露していますからね。
知らないのは望だけ。
ニブチンだしwww

そして望はヒロインのモデルが自分だと知らないまま、
こういう理想のタイプが現れたらきっと俊一は彼女を離さないだろう、、、なんて
思っちゃうわけですよ。

ある意味正しいけれど
ある意味不正解！！！www

確かに望をもう離さない俊一ですからねー。
ただその理想のタイプが自分だということに
ずーーーーっと望が気付かないだけでwww

樋口さんのサイトをみたら
同人活動は１年くらい休止されるようで・・・

えーーーー！？
そうなんですかぁ。。。。そうですかぁ。。。
「恋する食卓　三月・蕗のとう慕情」の続きも
１年後になっちゃうのかな。

でもその分、商業作品をいっぱい書いてくれそうな感じ？
どっちでも樋口さんの作品が読めれば幸せです

それに商業作家さんだからやっぱりいっぱい商業作品を
発表して欲しいですよね。

そーいや、樋口さん、Ｊ庭で最初は列整理をされていたそうなんだけど
じゃあ、あの方が樋口さんだったのか！？
全然気付かなかった。。。。。

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