ショコラ文庫への新装版「砂漠シリーズ第４弾」！！
基本的にこのシリーズは単発なので
同じアルディビル王国という共通点はあっても
繋がっているわけじゃないのよね。
でもシリーズ中唯一繋がっているのがこの作品。
前作「砂漠に咲く花 」で見事なまでの当て馬っぷりを披露してくれた
マリク殿下のリベンジ物語ww
マリク殿下とっても紳士でいい人だったのに
そのいい人がアダとなり
惚れた相手をお隣の王国の王子に攫われてしまった。
本作はそれから５年・・・という設定。
佳紀にベタボレだったマリクは
未だ佳紀のことを引き摺っていた。
でもある日、出会った日本人の少年は
まさに佳紀にそっくりで・・・！
これまでのアルディビル砂漠シリーズ
「月と砂漠の眠る夜 」
「砂漠の月に抱かれて 」
「砂漠に咲く花 」
いとう 由貴著「砂漠に舞う蝶」
友人の兄が仕える王族から日本の話を聞きたい、と招待を受ける。
そして泉美がその招かれた王族の宮殿へ行くとそこにいたのはあのキスをしてきた男性だったのだ。
その男性こそがマリク殿下。
マリクは５年前、パーティで知り合った日本人の少年佳紀に一目惚れをし、
彼の父親の会社を助ける代わりにお嫁に来て欲しい、と求婚していた。
ところが佳紀がマリクのもとへ来て間も無く、マリクとライバル関係にあった
隣の国の王子ファハドに攫われ、そして一悶着の末、佳紀とファハドは結ばれてしまったのだ。
それから５年、
まだ傷が癒えないままのマリク。
佳紀そっくりな泉美に今度こそはやり方を間違えない、と
泉美を甘やかしとろかしソッコー身体の関係を持ち、
とにかくとろとろにさせてマリクの側にいさせるように
目一杯愛するのだ。
泉美は元来甘えっ子なので
マリクに甘やかされ、愛の言葉を囁かれると
それだけでもう幸せいっぱいで
もう日本に帰ることなんか頭からなくなっちゃう！
泉美は良く言えば天真爛漫で素直なんだけど
悪く言えば考えなしww
ま、１話目の直也にちょっち似たタイプかな。
危機感のなさが。
もう、泉美は本当に素直。
マリクのことを疑うこともせずその愛に一途。
いや、ちょっとは呆れられちゃうかも？
なんて思ってもみなくはないんだけど
今はとにかくラブラブなんで
毎日Ｈ三昧ww
マリク・・・・本当に変わったわね。。。。
同じ轍は二度は踏まない！とばかりに
マリクも必死なんですよ。
でもマリクは泉美のことを可愛いと思っていても所詮レプリカ、、、と
冷めて見ているところもあるのよね。
ヒドイーー！
でもそんな蜜月は長く続かなかった。
泉美が一枚の写真から自分が佳紀の身代わりだったということに気付くのよね。
そして実際にマリクの元を尋ねに来た佳紀も見てしまうのだ。
ショックを受けて泣く泉美。
その頃にはもう離れられなくなっているくらいマリクのことを愛してしまっている泉美。
でも段々と元気がなくなっていく泉美にマリクはイライラとし始めてしまうのだ。
まさか泉美が佳紀のことを知ってしまったとは知らず。。。
まー、このあたりから、泉美の健気さと
マリクの酷さが浮き彫りに。
だって泉美が全てを知ってしまったんだとわかったあとのマリクの対応がヒドイのよー。
そうだお前はレプリカだ！なんて言っちゃうし。
泉美を半月も放置しちゃったりさー。
泉美はいつか自分を見てほしい、ちゃんと自分を愛して欲しい、って必死なの。
でもどうしたらいいかわからないからただ泣いているんだけどね。
マリクはちょっと臆病になっていたんだな。
きっかけはどうあれ、もう泉美に惹かれているというのに
佳紀にこだわるあまり泉美をちゃんと見てあげられなかったのだ。
だけどあのライバルであるはずのファハドは一肌脱いで
二人はちゃんとくっつくんだけどね。
ファハドは佳紀と泉美は似ているのは顔だけ。
社長令息で長男として育ってきた佳紀と甘やかされた４男坊の泉美では
性格がまるで違う、と。
マリクのような愛情をたっぷりと注ぎたい人間は
甘やかされ愛されることに喜びを感じる泉美のようなタイプがお似合い。
うんうん。そうよね。私もそう思うよ。
とりあえず、
ちょっとさびしん坊なマリク殿下と
何も考えず「俺、マリクの家族になる！」って言っちゃう泉美は
お似合いだよねー。
で、次回第５弾はいよいよ、私の大好きな「砂漠の真珠」
何度もリピったくらい大好きな作品ですー！
Ｈ度
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基本的にこのシリーズは単発なので
同じアルディビル王国という共通点はあっても
繋がっているわけじゃないのよね。
でもシリーズ中唯一繋がっているのがこの作品。
前作「砂漠に咲く花 」で見事なまでの当て馬っぷりを披露してくれた
マリク殿下のリベンジ物語ww
マリク殿下とっても紳士でいい人だったのに
そのいい人がアダとなり
惚れた相手をお隣の王国の王子に攫われてしまった。
本作はそれから５年・・・という設定。
佳紀にベタボレだったマリクは
未だ佳紀のことを引き摺っていた。
でもある日、出会った日本人の少年は
まさに佳紀にそっくりで・・・！
これまでのアルディビル砂漠シリーズ
「月と砂漠の眠る夜 」
「砂漠の月に抱かれて 」
「砂漠に咲く花 」
いとう 由貴著「砂漠に舞う蝶」
- 砂漠に舞う蝶 (ショコラ文庫)/いとう 由貴
- ￥670
- Amazon.co.jp
友人に誘われアルディビル王国を訪れた大学生の葉室泉美は、古王朝時代の城砦で寂しげに砂漠を見つめていた男に強引に唇を奪われてしまう。友人の兄によって再会したその男は、この国の王子、マリクだった。マリクの真摯な求愛に泉美は身も心も蕩けさせるが、偶然見つけた一枚の写真から、時折見せる哀しい眼差しと自分を抱きしめる腕の強さの本当の意味を知ってしまい—。商業未発表のSSを同時収録。
泉美は留学生の友人宅を尋ねにアルディビルへやってきた。
ところがある日、淋しげに佇む男性を見かけなぜか彼から目が離せなくなってしまう。
しかもその男性は泉美を見た瞬間キスをしてきたのだ。
泉美は慌ててその場を立ち去るのだけど、泉美は留学生の友人宅を尋ねにアルディビルへやってきた。
ところがある日、淋しげに佇む男性を見かけなぜか彼から目が離せなくなってしまう。
しかもその男性は泉美を見た瞬間キスをしてきたのだ。
友人の兄が仕える王族から日本の話を聞きたい、と招待を受ける。
そして泉美がその招かれた王族の宮殿へ行くとそこにいたのはあのキスをしてきた男性だったのだ。
その男性こそがマリク殿下。
マリクは５年前、パーティで知り合った日本人の少年佳紀に一目惚れをし、
彼の父親の会社を助ける代わりにお嫁に来て欲しい、と求婚していた。
ところが佳紀がマリクのもとへ来て間も無く、マリクとライバル関係にあった
隣の国の王子ファハドに攫われ、そして一悶着の末、佳紀とファハドは結ばれてしまったのだ。
それから５年、
まだ傷が癒えないままのマリク。
佳紀そっくりな泉美に今度こそはやり方を間違えない、と
泉美を甘やかしとろかしソッコー身体の関係を持ち、
とにかくとろとろにさせてマリクの側にいさせるように
目一杯愛するのだ。
泉美は元来甘えっ子なので
マリクに甘やかされ、愛の言葉を囁かれると
それだけでもう幸せいっぱいで
もう日本に帰ることなんか頭からなくなっちゃう！
泉美は良く言えば天真爛漫で素直なんだけど
悪く言えば考えなしww
ま、１話目の直也にちょっち似たタイプかな。
危機感のなさが。
もう、泉美は本当に素直。
マリクのことを疑うこともせずその愛に一途。
いや、ちょっとは呆れられちゃうかも？
なんて思ってもみなくはないんだけど
今はとにかくラブラブなんで
毎日Ｈ三昧ww
マリク・・・・本当に変わったわね。。。。
同じ轍は二度は踏まない！とばかりに
マリクも必死なんですよ。
でもマリクは泉美のことを可愛いと思っていても所詮レプリカ、、、と
冷めて見ているところもあるのよね。
ヒドイーー！
でもそんな蜜月は長く続かなかった。
泉美が一枚の写真から自分が佳紀の身代わりだったということに気付くのよね。
そして実際にマリクの元を尋ねに来た佳紀も見てしまうのだ。
ショックを受けて泣く泉美。
その頃にはもう離れられなくなっているくらいマリクのことを愛してしまっている泉美。
でも段々と元気がなくなっていく泉美にマリクはイライラとし始めてしまうのだ。
まさか泉美が佳紀のことを知ってしまったとは知らず。。。
まー、このあたりから、泉美の健気さと
マリクの酷さが浮き彫りに。
だって泉美が全てを知ってしまったんだとわかったあとのマリクの対応がヒドイのよー。
そうだお前はレプリカだ！なんて言っちゃうし。
泉美を半月も放置しちゃったりさー。
泉美はいつか自分を見てほしい、ちゃんと自分を愛して欲しい、って必死なの。
でもどうしたらいいかわからないからただ泣いているんだけどね。
マリクはちょっと臆病になっていたんだな。
きっかけはどうあれ、もう泉美に惹かれているというのに
佳紀にこだわるあまり泉美をちゃんと見てあげられなかったのだ。
だけどあのライバルであるはずのファハドは一肌脱いで
二人はちゃんとくっつくんだけどね。
ファハドは佳紀と泉美は似ているのは顔だけ。
社長令息で長男として育ってきた佳紀と甘やかされた４男坊の泉美では
性格がまるで違う、と。
マリクのような愛情をたっぷりと注ぎたい人間は
甘やかされ愛されることに喜びを感じる泉美のようなタイプがお似合い。
うんうん。そうよね。私もそう思うよ。
とりあえず、
ちょっとさびしん坊なマリク殿下と
何も考えず「俺、マリクの家族になる！」って言っちゃう泉美は
お似合いだよねー。
で、次回第５弾はいよいよ、私の大好きな「砂漠の真珠」
何度もリピったくらい大好きな作品ですー！
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