BLって耽美より明るいイメージがあるんですけど
水原さんはその中で
一貫して暝い感じのする作品をかき続ける。

普通はさ、893書いたり、学園モノ書いたり
アラブもの書いたり、時代モノ書いたり
そういったいろんなものを書いている中で
暗いものもあれば明るい作品もあるわけで・・・・

しかし水原さんは
どんなジャンルを書いても暝い!ww

で、ハッピーエンドになるんだろうな、とわかっていても
その暝さがあるおかげで
最後まで本当にハッピーエンド?って
ドキドキしながら読んじゃうんだよね。

そしてその暝さが心地よくて
ずぶずぶと深みにハマっていくんだよな~。

ってことで水原さんの最新作。
兄弟モノです。近親○姦です。

水原 とほる著「春の泥」

春の泥 (キャラ文庫)/水原 とほる
¥570 Amazon.co.jp
医大志望で将来を嘱望される弟と、受験に失敗して以来くすぶり続ける自分。両親不在の春休み、大学生の和貴は、窮屈な家を出て自立する計画を立てていた。 けれどその夜、二歳下の弟・朋貴に監/禁され犯/されてしまう!この飢えた獣の目をした男が弟…!?「ずっと兄貴だけが欲しかった」優等生の仮面を剥いだ弟の、狂気の愛に絡め取られるとき—住み慣れた家が妄執の檻に変わる。


彼女の作品では他に、やはり兄弟や叔父と甥という近親○姦モノを
読んだことがあります。

でさ、こういう間柄になってしまうっていうのは
やっぱりどこか病んでいるとしか思えない。
弟君なんてアニキを思い過ぎて
もう犯罪者一歩手前(いや、監☆禁・強☆姦してる時点でもはや犯罪)

だけどね、こういうのって
兄弟だから、血が繋がっているから
赤の他人じゃ絶対許せない事も、
なんだか、うやむやなうちに許せちゃう気がしてくるわけ。
あ、許せちゃうのは読んでる私じゃなくって
ヤラレてる受けの方ね。

そこでまた許せる気がするっていうのも
どこか心が壊れてきちゃっているんだろうか・・・とも
思えてきちゃう。

ま、この受けである兄の和貴のように
悩んで悩んで悩んで・・・・というのはもちろんなんだけど
それでも最終的に受け入れるというのは
兄弟だから・・・というもの以上の感情がなければ
できないことだし、
まともな理性が働けば当然受けれることはしないだろう。

ほとんどの近親○姦モノって
絶対攻めが異常なほどの執着を受けに見せるんだよね。

それってさ、攻めは襲う側なわけだから
血が繋がってるとか、そういうこと関係なく
とにかくすんごく受けのことを愛しちゃってなきゃ
その禁忌を犯して手を出さない。

そして受けはその感情にどんどん引きずられて
いくっていうパターンなのかな。
ダメダメダメ・・・と思いつつもね。

この話も攻めの弟がとにかく異常なくらいの執着を
兄の和貴に対して見せる。
兄はそれに対し、グズグズと答えを出せずにいる。
でもこれが当たり前のような気がするな~。

しかもこの2人は長年、兄弟らしい交流もなかったわけだし。

でも、いやいやと思っても
グズグズ答えを先延ばしにしようとも
ちょっと体をいじくられちゃうだけで
あんあん喘いじゃうラブラブのは
ま、受けの性と思って諦めるしかないww

そういえば、こういう兄弟って本当にいるのかどうか。。。。
以前お昼の情報番組で2丁目特集をやった時に
男同士でも入れるホテルを取材してたのね。
で、取材中にもいましたよ。

兄弟でホテル行き・・・・・・・。

実際あるもんですな・・・・

H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ

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