大人の男じゃないけど
タイプじゃないし、年下で
でもお前は特別なんだ


マジ、いいーーーーー!!!

草間さんの漫画は何作か読みましたが、
これが一番好きかもーーー!!

ファザコンで年上好きな受けのことを好きになってしまった
年下のワンコ攻め!
彼の奮闘も可愛いし、
そんな一生懸命な年下の彼を見て
ほだされてきちゃう受けもまたツンデレ気味でいい!

包容力ある大人な男になりたいのに
ライバルの課長に負けてなるものか!と
背伸びしちゃう攻めが健気ワンコなんですねー!


年下ワンコ攻め×年上ツンデレ受け


草間 さかえ著コミック「真昼の恋」
【ペーパー封入付★】真昼の恋
¥649
楽天

できる営業のつもりでいた中川正午(まひる)が新しく任された取引先——そこは経営経験ゼロの天真爛漫な青年・岡崎一が営む、どう考えても潰れそうな町工場だった。リストラの前触れかと落ち込む正午をよそに、一は腹が立つほど前向きに仕事をこなしていく。年下の男は嫌いで、自分の名前も嫌いだった。それなのに「まひるさん」と嬉しそうに呼ぶ一が、次第に特別な存在になってきて——。



これ、1話完結で連載していた話なんですね。
だから細かいどうして?や人間関係は話が進むにつれてわかってくるところもあるけど、
基本的に1話の中で話がわかるようになっています。
それもあって読みやすかったというのもあるのかな。

年上が好みでとりわけ同じ部署の五十嵐課長に想いを寄せていた正午。
だけどある日、リストラとも思える、まだ年若い一が経営する町工場の担当にさせられ
一人落ち込んでいたのよね。
でも、正午の落ち込みとは裏腹に一はとっても嬉しそう~!!

それもそのはず、一は学生時代からずっと正午の事が好きだったのだ。

なので「まひるさん、まひるさん」とくったくなく正午に懐いてくる一。
その一に逆ギレしてヒドイことを言ってしまっても
一は笑って正午を受けとめちゃうのだ。

そう!
一ってね、こと五十嵐課長絡みになると余裕がなくなっちゃうんだけど(これがまた楽しいww)、
その他については正午が怒っていても、こんな風に逆ギレしちゃってても
それを笑顔で受けとめちゃうのね。

ああ、いいな~、こういう子ってwww

そういや、一を見ていると「子」って言いたくなるんだな~。
子供っぽいわけじゃないんだけど、
正午といるとヤンチャ坊主な感じがしちゃって。

基本、正午って年上の人にすっぽり包まれて
甘えたいと思っている部分もあると思うのね。

だけど、相手が一だと逆に甘えられちゃって
でもそんな関係も実はいいなと密かに思っているに違いない!と
私は正午を見ていてそう思うww

だって、一が正午に甘えている時正午はこう思うんですよ。

年下なんてやっぱり嫌いだ。
可愛いを武器にしやがって。



あははーーー!
正午も認めちゃっている!

そして
男だって可愛いを武器にできるのだ!

正午の年上好きっていうのは
父親に認めてもらいたいという心の裏返しなんで
こういう一のようにひたすら正午を求めて、
天真爛漫にお日さまの下で恋愛をしましょう!ってタイプの方が
本当は正午の心の殻を破れるんだと思うんだよね。

きっと五十嵐課長のような大人な男だと
いつまでも日陰でひっそりと・・・・という恋愛になって
最後にお父さんと和解しよう、わかってもらおう!なんてことには
ならなかったと思うな。

これはもうひとえに一の「好き好きワンコ攻め」の勝利と言えよう!ww

課長も二人の間をひっかき回すキャラなのかと最初は思ったけど
全然違いました!
本当に大人な男性。
それゆえこの二人の恋の行方を面白楽しく見守っているww

この余裕がステキ!

だもんで、益々一としたら五十嵐課長に危機感を覚えてしまうんだけどね。

とにかくいちいち課長をライバル視する一にも笑えたけど
それだけ正午への思いが感じられました。
でもやっぱり一番凄いな、と思ったのは二人で最後はお父さんのところに行くところかな。
先にも書いたけど、パートナーが一じゃなかったら
正午はお父さんと真っ向から話そうという気持ちにはきっとならなかっただろう。
そういう意味では一の存在はとても大きい。

正午の最後の余計な?カミングアウトは御愛嬌ですねww

とにかく幸せな気持ちにさせてもらえた作品です!!

H度ドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月半月

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