ようやく烏城さんの許可証シリーズを
読める状態になったんだけど
その前に働く男を書くのに定評のある烏城さんの
別の作品を読んでみました！
烏城さんの作品はその前に一度「檻ーおりー 」で
レビューを書いているんだけど、
「檻ーおりー 」はちょっと不思議な話で
ゴシックホラー的な要素が含まれていましたよね。
で、働く男を題材にしたのを読んだのは
本作が初めて。
なんというか・・・・・
脱帽です！www
何が？と言われると困っちゃうんだけど
脱帽しちゃう。
博士とか研究家とかいうのはよくある題材と思うんだけど
弁理士っていうのはなかなかないよね！
というか、そういう人がいるのってーのも
知らんかった
特許事務所というのは目にはするんだけど
ああ。特許を申請するのに手助けするのね、くらいにしか。。。
国家資格で○○士というのは一番メジャーで弁護士、
あとは司法書士とか税理士とか家屋調査士や建築士などなど。
今ちょっと調べたらこの弁理士っていうのも
全国で6000人くらいらしい。
あまりメジャーな業種ではないけど
自分の研究は発明が特許をとれるかどうかっていうのは
この弁理士の腕前にもよるんだなぁ、というのが
この小説を読んだらとってもわかりやすく・・・・・
あ、いかんいかん。前置きが長くなってしもた。。
烏城 あきら著「発明家に手を出すな」
平井将孝（ひらいまさたか）は発明家に代わって特許を申請する弁理士。ある日、「世紀の大発明家」原田武之（はらだたけゆき）を担当することに。絶え間な くアイディアが湧く噂以上の原田の才能に、将孝は惚れ込む。でも現在開発中の薬剤の検証を、将孝のカラダでやりたがるのはなぜ！? 仕事で研究所に泊まりこんだある夜、将孝はついにベッドに引きずりこまれてしまい！? 天才発明家×弁理士のワーキング・ラブ！
ストーリーも面白かったし、セリフの掛け合いも
とても絶妙で上手さを感じたんだけど、
それ以上にこの弁理士にスポットを当てたことを
私は評価をしたい！！
特許は誰もが知っている。
でも、実際の手続きなんて殆どの人は知らない。
だって自分には一生縁がないしww
そういう煩雑な作業を一手に引き受けて
特許を申請してくれるのがこの弁理士。
私が一番気に入ったのは弁理士である将孝は祖父の教えでもあるんだけど
発明家に惚れ込むことが大事だと。
そして特許申請に必要な明細書は一種の緻密画の如く美しくあれ・・・・・
そういう考えの人なのね。
その研究家への惚れ込み具合というのが
読んでいてとても面白かったし、
今まで縁のないわからない世界だったものだったのが
実にわかりやすく、そして親しみをもって
読めたのよね。
その烏城さんの力量に脱帽ってことなのです。
この弁理士さんは企業にお勤めの方だと年収は平均700万ほどらしい（私のネット調べ）、
企業の規模にもよるらしいので大企業だとやっぱり年収もアップする。
将孝のお爺さんは個人事業だったのよね。
零細企業だったらしいけど、
こうなると幅はさまざまらしいが
それでも1000万とか多い人では1億とかいっちゃうらしいから（私のネット調べ）
お爺さんは原田だけがお抱えの顧客だったようだけど
あれだけの出願量ならば、、、、、
かなり儲けてそうだけどね。
ま、お爺さんとは１年契約していたらしいけど。。。。
そんなこんなもとっても興味深く読んじゃったわ、この作品。
なんで、二人のラブの行方がどうの、とかいうより
この申請は大丈夫なのか？
契約はどうなるのか？と
そっちの方ばかり気になってしまったよww
あ、でも話もちゃんと面白かったんですからね。
研究家って変わった人種が多いとかいうのが定番で
この原田もちょっと変わってはいるが
それは研究に対してだけでその研究は本当に天才肌。
でも、他のこと（契約面とかさ）そういうことはとにかく大ざっぱなんで
それをフォローにひた走る将孝って感じかな。
でも研究者としてとっても惚れ込んではいるのよね。
原田はこの手の天才でよくある自己管理能力に欠陥があるタイプではない。
むしろ、将孝の朝食を作ってあげたり、
すんごくマメマメしいの！
だから将孝がなかなか恋愛に堕ちないことに
読んでいてじれったく思っちゃったわ！
ええ、私、胃袋から惚れちゃうタイプなんでww
とにかくこちらの働く男もとっても光っておりました！
弁理士の仕事を知る上でもよくできていると思うので
ＢＬにも弁理士にも興味のある方は是非！ww
Ｈ度
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読める状態になったんだけど
その前に働く男を書くのに定評のある烏城さんの
別の作品を読んでみました！
烏城さんの作品はその前に一度「檻ーおりー 」で
レビューを書いているんだけど、
「檻ーおりー 」はちょっと不思議な話で
ゴシックホラー的な要素が含まれていましたよね。
で、働く男を題材にしたのを読んだのは
本作が初めて。
なんというか・・・・・
脱帽です！www
何が？と言われると困っちゃうんだけど
脱帽しちゃう。
博士とか研究家とかいうのはよくある題材と思うんだけど
弁理士っていうのはなかなかないよね！
というか、そういう人がいるのってーのも
知らんかった
特許事務所というのは目にはするんだけど
ああ。特許を申請するのに手助けするのね、くらいにしか。。。
国家資格で○○士というのは一番メジャーで弁護士、
あとは司法書士とか税理士とか家屋調査士や建築士などなど。
今ちょっと調べたらこの弁理士っていうのも
全国で6000人くらいらしい。
あまりメジャーな業種ではないけど
自分の研究は発明が特許をとれるかどうかっていうのは
この弁理士の腕前にもよるんだなぁ、というのが
この小説を読んだらとってもわかりやすく・・・・・
あ、いかんいかん。前置きが長くなってしもた。。
烏城 あきら著「発明家に手を出すな」
- 発明家に手を出すな (キャラ文庫)/烏城 あきら
- ￥560
- Amazon.co.jp
平井将孝（ひらいまさたか）は発明家に代わって特許を申請する弁理士。ある日、「世紀の大発明家」原田武之（はらだたけゆき）を担当することに。絶え間な くアイディアが湧く噂以上の原田の才能に、将孝は惚れ込む。でも現在開発中の薬剤の検証を、将孝のカラダでやりたがるのはなぜ！? 仕事で研究所に泊まりこんだある夜、将孝はついにベッドに引きずりこまれてしまい！? 天才発明家×弁理士のワーキング・ラブ！
ストーリーも面白かったし、セリフの掛け合いも
とても絶妙で上手さを感じたんだけど、
それ以上にこの弁理士にスポットを当てたことを
私は評価をしたい！！
特許は誰もが知っている。
でも、実際の手続きなんて殆どの人は知らない。
だって自分には一生縁がないしww
そういう煩雑な作業を一手に引き受けて
特許を申請してくれるのがこの弁理士。
私が一番気に入ったのは弁理士である将孝は祖父の教えでもあるんだけど
発明家に惚れ込むことが大事だと。
そして特許申請に必要な明細書は一種の緻密画の如く美しくあれ・・・・・
そういう考えの人なのね。
その研究家への惚れ込み具合というのが
読んでいてとても面白かったし、
今まで縁のないわからない世界だったものだったのが
実にわかりやすく、そして親しみをもって
読めたのよね。
その烏城さんの力量に脱帽ってことなのです。
この弁理士さんは企業にお勤めの方だと年収は平均700万ほどらしい（私のネット調べ）、
企業の規模にもよるらしいので大企業だとやっぱり年収もアップする。
将孝のお爺さんは個人事業だったのよね。
零細企業だったらしいけど、
こうなると幅はさまざまらしいが
それでも1000万とか多い人では1億とかいっちゃうらしいから（私のネット調べ）
お爺さんは原田だけがお抱えの顧客だったようだけど
あれだけの出願量ならば、、、、、
かなり儲けてそうだけどね。
ま、お爺さんとは１年契約していたらしいけど。。。。
そんなこんなもとっても興味深く読んじゃったわ、この作品。
なんで、二人のラブの行方がどうの、とかいうより
この申請は大丈夫なのか？
契約はどうなるのか？と
そっちの方ばかり気になってしまったよww
あ、でも話もちゃんと面白かったんですからね。
研究家って変わった人種が多いとかいうのが定番で
この原田もちょっと変わってはいるが
それは研究に対してだけでその研究は本当に天才肌。
でも、他のこと（契約面とかさ）そういうことはとにかく大ざっぱなんで
それをフォローにひた走る将孝って感じかな。
でも研究者としてとっても惚れ込んではいるのよね。
原田はこの手の天才でよくある自己管理能力に欠陥があるタイプではない。
むしろ、将孝の朝食を作ってあげたり、
すんごくマメマメしいの！
だから将孝がなかなか恋愛に堕ちないことに
読んでいてじれったく思っちゃったわ！
ええ、私、胃袋から惚れちゃうタイプなんでww
とにかくこちらの働く男もとっても光っておりました！
弁理士の仕事を知る上でもよくできていると思うので
ＢＬにも弁理士にも興味のある方は是非！ww
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