鈴木あみさんの遊廓・花降楼シリーズ第2弾!

前回は主人公が遊廓にひきとられ
以前自分のとこの旅館で働いていた幼なじみに
水揚げされるお話でしたが、
今回は
その中にも出てきていたお職を張る2人
綺蝶と蜻蛉の話。

色子どうしの恋愛なんて
もちろん御法度に決まっているけど
好きだという感情は
抑えられないからね!

さあ、そんな2人がどうやって
この色街・吉原から出て行けるのか!?

遊廓シリーズ第1弾
君も知らない邪恋の果てに


鈴木 あみ著「愛で痴れる夜の純情」
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売☆春が公認化されて十数年経ち、遊里としての姿を取り戻した吉原。蜻蛉と綺蝶は、男の遊廓である花降楼で双璧と謳われている傾城だ。だが気位が高く「お姫様」とさえ称される蜻蛉と、彼とは正反対に気さくな綺蝶は犬猿の仲とまで言われていた。しかし、そんなふたりも花降楼に来たばかりの頃は夜具部屋を隠れ家 に毎日逢瀬を繰り返すほど仲が良かったのである。ふたりの関係はいったい…?花降楼を舞台とするシリーズ第2弾。


お客と色子なら普通にたくさんあるけど
色子×色子って
なかなかないよねー!
まずはそこんところが良かったです。

しかも前回、この2人のことは
ちょっと思わせぶりに匂わせて
おりましたからねー!!

2人は犬猿の仲と言われているけど
身請けの話がきても一切受け付けない
その真意は‥‥??
って感じだったわけ。

2人は10代前半のまだ禿の時から一緒にこの花降楼にいる。
その時からすでに綺蝶は(心が)自由人だったし
蜻蛉はやっぱり少し神経質。

読んでるこっちはさ、
蜻蛉がどんなに意地を張ろうとも綺蝶のことが
好きなんでしょー!?
とその気持ちは最初から丸わかり。

だけどその気持ちを蜻蛉自身は気付いてないし
気付いていても、どうすることも出来ない2人。


色子同士なんて当然認められてないしさ、
だからこの恋は封印しなくてはいけないんだけど
ついに綺蝶が蜻蛉に手をだしてしまう!

それがなんと水揚げの時・・・・
客より早く、手を出しちゃったのよね~~ww

だから実は蜻蛉の初めての相手はなんと蜻蛉になってしまったのだ!!

ま、この2人の気持ちの揺れ動きだとか
どうやって結ばれていくのかが
メインだから仕方ないんだけど
私はこの取り澄ました感じの蜻蛉が
どんな感じでお客とまぐわうのかww
すっごく興味があったのよねー。

でもあんまりそういう記述がなかったので~。

あったのは巨☆根君を喉の奥までさしこまれ
放出されて強制的に飲まされちゃったんだけど
あまりの気持ち悪さに

ゲーッて

しちゃったとこくらいか???


2人がなんでこの郭にやってきたのか
生い立ちなどは暗いものだけど
綺蝶の性格のおかげで
全体的には沈んだ感じのお話ではなく
遊廓のなかでも笑いと明るさが
出ていましたよね。

もちろんハッピーエンドになるわけで
2人で幸せに暮らしていけるんだろうな~と思うんだが。。。

ワタクシ、ひそかに思っているのは
綺蝶のことだから
蜻蛉の処☆女を奪っただけじゃなく
チェリーボーイの蜻蛉に
きっと乗っかっちゃって
そっちのお初も絶対いただくに違いないと
ふんでいるんですwww

リバというのじゃなく
初回はいただくぜ!
っていう、感じ?ww

あっという間の出来事に制止することもできなかった蜻蛉は
真っ赤になってその後、プリプリ怒るに違いないwww

というのを読んでみたいです(笑

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