うえださんはベタな話を書くのが多いんだけど
御本人もそのことはあとがきに書かれてましたね~!

私は面白ければ
ベタでもなんでも好きだし
むしろベタな展開なのに
飽きさせず読ませるのには
テクがいるんじゃないかと思っちゃうよ。

それに私の好きな健気受けを
うえださんはよーく書かれるので
それもあって好きなの。
で、おまけに今回は
挿絵が名瀬さんだしね!!

うえだ 真由「イノセント・キス」
イノセント・キス (新書館ディアプラス文庫 211)/うえだ 真由
¥588
Amazon.co.jp
一帆は同居している兄代わりの優しい悠久のことが幼い頃から大好きだった。悠久も同じように好きでいてくれる—そう思っていたのに、一帆の気持ちを悟った 途端悠久は距離を置き始める。それでも諦めきれない一帆だったが、悠久が地方病院勤務の話を積極的に受けたと知り、きちんと失恋しようと決意する。「キス したい。それで諦めるから」一帆の言葉に悠久の出した答えは…?悠久視点の甘々書き下ろしも収録。


イノセント・キスは表題作の他にイノセント・ディスタンスも収録。
こちらは攻めの悠久視点。

主人公の受けである一帆は一緒に暮らす悠久が大好きなんだけど
それを一生懸命隠しているのね。
でもある日、その気持ちが溢れちゃってついつい
余計なことを言ってしまい
自分の気持ちを悠久に気付かれた!
と一人ぐるぐる悩んでいたりする。

一帆が「悠久くん、悠久くん」と彼を呼ぶのも
他のことを考えている悠久にお医者さんごっこを仕掛けたり
悠久が会いに来てくれた時
すっごく嬉しそうにしたり
そんな他愛もないことなんだけど
それが一帆の良さをとても現していましたね~。

この一帆の一途でカワイイ感じが
名瀬さんのイラストととってもマッチしておりました。

一帆よりずっと年上の悠久は
何をどういう風に考えているのか
ちょっとつかみ所なく
話が進行していくんだけど

悠久の過去を知っていくと

ああ、我慢してるのね~!
手ぇ出したいの、我慢してるのねー!

と段々彼の心情もわかってくるww

そして悠久視点の「イノセント・ディスタンス」では
そのあまりつかみどころのなかった悠久の
気持ちが吐露されていて
こちらが思っている以上に
彼は彼なりに焦っているんだな・・・と(笑

年下のカワイイ恋人を持つと
カッコイイ攻めだって
普通の男とおんなじになっちゃうんですよ( ´艸`)

口絵の2人のチューキス
とても素敵なの。

うえださんと名瀬さんと
好きな2人のストーリーとイラストで
私はベタな内容でもうっとりです。(お手軽だから)

H度ドキドキドキドキ

ペタしてね

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