これ、どちらのコンテンツで紹介しようか悩んだんだけど
まだ、漫画の方が受け入れられやすい・・?

私は原作小説もどちらも読みましたけどねww

なんといっても
原作はあの団 鬼六先生。
エ/ロ/スを書かせたら右に出る人はいないのかっ?
数多くの官能小説を手がけたお人ですから。

漫画は小野塚 カホリ先生。
美少年のはかなさが小野塚先生の絵とマッチしてて
本当に切なかったです。

普通のBLと思って手を出してしまうと
イタイ目に遭う人もいるという・・・・。
だってBLではないな、これは。

退廃的な雰囲気と情の強(こわ)さは
耽美小説的でもある。
官能と耽美の融合でせうか???

複数やS/Mがダメな方は遠慮した方がいいですね。

小野塚 カホリ(画)/団 鬼六(著)ピアスシリーズ「美少年」

BLのススメ
同性を見てこんなに胸がときめいたのは、生まれて初めての経験だった…。
緊縛の文豪・団鬼六先生の私小説『美少年』を、小野塚カホリ先生が渾身の完全マンガ化!
超話題を呼んだ本作が、コミックスで登場。
ごく普通の青年だった「私」が、絶世の美少年・菊雄との出会い、倒錯的な関係にのめり込んでいく…。
白い肌に食い込む荒縄と、激しい責め苦の数々。
愛と欲望の狭間で揺れ動く想いは、一体どこへ向かうのか…。
胸を締め付ける禁断愛と、美しく激しい究極のエ/ロ/スの世界。



古典芸能の世界に生き才能があり美しい・・・
それは少年にとって喜ばしいことでもあり残酷なことでもあり‥。

「美少年」っていうのは
「美少女」よりも妖しくそして脆い。
だからこそ被虐性が「美少年」の方には
つきまとうんでしょうか。。。。

これも美し過ぎた罪なのか。
それとも菊雄の情が深過ぎただけなのか。
ただ単に「私」(攻)がろくでもなかっただけなのか。

「私」は菊雄の美しさに惹かれ耽溺する一方で
その情の深さにも尻込みする。
だってもともとは「私」はゲイではない。

菊雄もそんな「私」の揺れ動く気持ちに
気付いているのかいないのか。

どっちであっても
菊雄はそれでも「私」が好きなのだ。
それはもう読んでいるこちら側が
切なくなるほどいじらしい。
恥じらったり、はにかんだり・・・
菊雄は本当にカワイイのですけど
やっぱり男。

なんでこんな人がこんな目に遭って
こんな最後にならなきゃいけないの?

という切ない気持ちでいっぱいになる。

美輪明宏さんがテレビで以前
自分の亡くなった友人の話をしてましたが
そのことをこの話でふと思い出してしまいました。。。
シチュエーションとか全然違うんだけどね。

なんでそういう人がこういう最期を遂げなきゃならないのか

そんな気持ちになったという点では共通なのかな。

興味のある方は原作小説も読んでみては・・?
BLのススメ

私的にはドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ作品

ペタしてね

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