いやー、懐かしいっす!
これ、雑誌連載時に読んでいたんだよね。
かなーり前。。。。

そう、昔のJUNEの作品とか彷彿とさせるけど
これはimageに掲載されていたんじゃなかったかな。

BLというよりは耽美。

耽美とBLとは違いますっっ!!

・・・・・・と、私は力説する。

また耽美についてはいずれ語るとして
この「はなかぐら」は
能の世界の話で家元に引き取られることになった
美少年の純愛ストーリー。

高矢 智妃著「はなかぐら」

BLのススメ
九歳の春の日、突然孤児になってしまった椎名千早は、その日初めて父の家の門をくぐった。能の桜堂流家元であった父の本宅。千早は黒目がちな瞳が印象的な少年だった。すっきりと伸びた首、長い手足。──孤独な美少年に仕掛けられた淫靡で残酷な罠。絶望の日々のなか、差しのべられた手を掴むことはできるのか……。禁忌な官能が香りたつ耽美派純愛小説。BL(ボーイズラブ)小説の白眉。


少女漫画においてちやほやされる美少年も
BL・耽美の世界においてはあれやこれやそれや
色んなことされちゃい、おジジ達の恰好の餌食となってしまう・・・・。

これもまた例外ではない。

そんな千早にとって耐え難い日々の中
助けてくれたのがカメラマンの深山。
しかし深山も大人げなくちょっとしたことから
千早とケンカになり(しかもイタシテル最中に)
千早は深山のもとを去りまたもや
おジジ達の餌食に・・・・。

何やっとんじゃ・・・・汗

というツッコミはおいといて
能の世界を舞台にしたこの物語。
伝統を重んじ保守的なイメージがある能の世界と
美少年の儚げな雰囲気がとても合っていました。

そして美少年・千早とその恋人である深山の
思い掛けない因縁。

二人が惹かれ合うのは運命であり
必然であったかのような
祖父たちの時代のエピソード。

二人は結ばれるのか
それとも悲劇は再び起こるのか‥‥

最後の最後まで
この手の話は目が離せません!

そうそう、BLは殆どがハッピーエンドで終るのに対し
耽美小説って、どっちに転ぶか最後までわからないのが多いのだ。

それにしても陵○シーンは結構ハードなので
ダメな方は控えた方がいいですね。

H度ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

ペタしてね
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ にほんブログ村  参加してます。よろしくね。