やっぱりこの人の書く
「健気受け」は
最高ですっっっ!!
ニコニコ

だから攻が
「なんて奴だいっ!むかっ
って腹立たしく思えちゃうんだけど
健気っ子には酷い攻って
古今東西決まってるからね(ホントかよ)

もう諦めるしかないねww

いとう 由貴著「裏切りに愛の雫を」

BLのススメ
伯爵のレオンに才能を認められた絵師・保名。渡仏の船中で求められ、最奥を雄で乱される悦楽に翻弄された。「全部、わたしのものだ」いとおしげに囁く優し い声。その寵愛に報い、どんなことでも従おうと心に誓っていた。しかし、レオンは保名を利用するために手懐け、快楽を仕込んだのだと知らされる。レオンの 望みに殉じなくては—そう思うのに、なのに、涙が零れてくる。彼の腕が恋しくて、あの優しさが偽りだったと思いたくなくて…。愛を信じられない伯爵に捧げ る、無垢な想い。


レオンは自分が愛に裏切られたからといって
皆そうに決まっている~、という大変ネガな
思考の持ち主だ。

そんなレオンがある目的の為に保名に目をつけ
フランスに連れて帰るわけだが
「可愛い、私の保名」と口では言うけど
心の中では
「黄色い猿めっ!!」と蔑んでいる。

この黄色い猿はことあるごとに出てくるんですけど
確かにそんな風に揶揄されてましたからね~。

だけど猿、猿、連呼せんでも・・・・汗

そして保名はというと
時は明治維新後十数年という設定なので
衆道やら、陰間茶屋やら
まだ色濃く名残がある時代。

特に藩付きのお仕事を代々していた家系なので
お小姓さんがお殿様にはべっていたのは
知っているだろう。

なのでレオンを自分の主と決めたら
無茶なことも(特にベットでのこと)一生懸命
こなしちゃうんだな、これが。
そして寵愛を受けても
自分は小姓だから勘違いして
奢り高ぶってはいけない、と自分を戒め
かしずく姿は

「恋人にするならフランス人、妻にするなら日本人」

という昔からの格言wwを彷彿とさせるほど
かいがいしい。

そんな小猿さるちゃんに結局は
メロメロなレオンさんなのでしたラブラブ

H度ドキドキドキドキドキドキ
切なさ度雪雪雪


ペタしてね