障害を持つ青年宏樹と
その幼なじみでヤクザの跡目である久坂。
障害を持つことで久坂に対し負い目を持つがゆえ
なかなか自分の気持ちを打ち明けられない。
そんなちょっと切ないストーリー。
水原 とほる著「愛の奴隷」

愛の奴隷 (ガッシュ文庫)/水原 とほる
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宏樹は久坂彰信が好きだ。もういつからかは分からない。彰信は久坂組四代目組長の長男だが、家を継ぐ気はないと言い普通の会社員をしている。無口で無愛想だが、足の不自由な宏樹が通うリハビリセンターの送迎もずっとしてくれている。そして週に数回、宏樹を抱く。友人でもないましてや恋人とも言えない関係を続けて十年以上。彰信の気持ちは見えないけれどこのまま続けばいいと思っていた。しかしある日、予期せぬ久坂組の跡目抗争に巻き込まれて…。


このタイトルの「愛の奴隷」になっているのは
宏樹なのか久坂なのかー。

多分両方。

でも、どっちかというと久坂のような気もするな~。

そんな同情だけで何年も
彼の足となり見守ることなんて
できないじゃない!

まったくなんて鈍感ちゃんなのかしら、宏樹君。

控えめなのもいいけれど
あまり過ぎちゃうと卑屈に写っちゃうよ。
気持ちはわからないでもないけれど。

でもこういう人が
いったん開き直ると
ラストのように久坂でさえタジタジになってしまうのだ。

やっぱり愛って偉大!?


エッチ度ドキドキドキドキドキドキ
切なさ度雨雨雨

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