昔、男×男がBLではなく
耽美派と言われていた頃
(今でも呼ばれているけど)
それを彷彿とさせる
まさに「耽美!」の絵とストーリー。

有閑貴族のお気楽話かと思いきや
案外シリアスだったりで
2重3重に美味しゅうございます。

探偵青猫 1 (花音コミックス)/本仁 戻
¥590
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現在5巻、以下続刊。

美しく我が儘な名探偵・青猫男爵こと青猫恭二郎。彼はその美貌の内に秘めた頭脳で難事件を鮮やかに解決する。
純情青年刑事・蜂王子、辛口で有能な助手の少年虎人とともに、世紀の大怪盗硝子蝙蝠を追う。
しかし恭二郎は実は幼い頃神隠しに遭い、数年後に姿を現した、という過去を持つ。
神隠しに遭っていた数年、何があったのかー。
巻を追うごとに彼自身の過去もまた暴れていく‥‥。



恭二郎をはじめ、蜂王子刑事、鴬、早乙女伯爵など
美丈夫が出てきます~。
私は虎人少年とマコ君の話が好きなんですけど~。
マコ君、むっちゃ可愛い。

虎人君が悪の手(恭二郎)から
守ろう?というか奪おうとするのが
よくわかる。

個人的にはこのマコ君の話と
若き日の恭二郎の父・青猫男爵と
早乙女伯爵の話が好きだー!

南と北の果てに自分と奥方が
同時に瀕死の目に遭っていたら
君はどっちを助けるのか?

そう問うた青猫男爵への
早乙女伯爵の答えが
シビレマス・・・!