風で揺れる水面の心

鎮める術は無いものかと

自分の胸を掻きむしって

私は私であることを失った


どんなに時間が経っても

どれほど心と体を切り離しても

感情を思い出して涙を流す

誤作動だと自分に言い聞かせる


ロボットのように無機質に

プログラムされたことをして

仮面をつけることを覚えた

私の顔は誰も知るはずがない


滑らかな水面を見ていると

表情のない顔が映っているから

そっと撫でてその手でかき回した

ぐちゃぐちゃにして映らないように


滑らかな水面に映るその顔が

ひどく歪んでいる気がしたけれど

そっと撫でてその手でかき回した

ぐちゃぐちゃにして映らないように


映らないように