止めてみた歩み。ここからの景色。
落ち着かない風景。話す気にもなれない。
答えは出ている・・・
二カ月経ってる。片付かないのは部屋だけじゃなくて、頭の中まで蜘蛛の巣が張ってるようだ。一日中寝起きみたいに目が上手く開かない。
いい人ぶってリーマン。クビになる気はしないが、昇進も程々、俺はいったいどこの子?薄っぺらい覚悟が剥がれおちて迷子だ。
年下から諭され、自分の顔に唾吐く。周りが輝いていて眩しい。そんなに照らさないでほしい。喉ばかりが乾く。
見下された自分にも心ってやつがあって、その中で尖ってゆく闇ってほどのものではないけど、暴れだした自尊心で書き殴った散文。まるでガキの作文。いつもなんか字余り。
あることないこと書くけど、フィクションじゃ意味がないと大抵は本当のことを恥ずかしげもなく語った。人の主張を踏みつけるような主張をしてしたり顔。それで胸は晴れたか?空っ風が吹いてる。未だ春は遠いか。
地元の奴で集まる。駄目の加減似ている。悔しさだけは人一倍持ってるのにまだ動けない負け犬。
騙した女の数じゃない。殴った奴の数じゃない。ピアスの穴の数なんてどうでもよくて、稼いだ額よりも裏切った一度きりが重く重く言えない。
癒えない傷を増やしては、年々口数が減るんだ。大人になるとは大人しくするということ。伝えることも何もかも諦めてゆくということ。
十年以上経ったな。遠くに移ったお前との再開は親父さんのお通夜の前夜。変わり果てた姿を変わらない姿で見送った。乾いた空気にはしゃいだ笑顔の面影を見つけた。
俺達は友達?帰る場所は同じ?ふざけあった時間をシラけた年月が塞いだ。ボールを追いかけてた俺達。今お前が追うものを、いつかゆっくり聞かせてくれないかな。
この街はまた偉そうにしてる。俺の足跡は残らない。一人きりじゃ入れない洒落た喫茶店で注文に戸惑い、ツレに恥をかかせる。
流行っているタレント、クスリとも笑えなくて何となく焦った。最新のバンドサウンド、熱さ感じられずに途中で聴くのやめて止めたユーチューブのPV。
待ち望んでいたのに何もすることがない休日。
止めてみた歩み。ここからの景色。
落ち着かない風景。話す気にもなれない。
答えは出ている・・・
MICHITA feat. MIC JACK PRODUCTION
「A FULL LIFE」
・・・また歩き出したい。
2017’5/9 KID K
