・・・・・・・・・・
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
ごめんね。
すべてが終わった後に
パパから出てきた言葉だった。
ごめんね。
なんで、ごめんなん。
良かったね。これからは、一緒に暮らせる。
ころんが喜ぶね。
少しほっとしたのか、
パパの名台詞がさく裂した。
これは、きっと何かのお告げなきがする。
○○に地震が来るから神様が移動しなさい。
ってことなんだと思う。
お父さんは勝ち組だぁ~
やっぱり、パパはこうでないと![]()
惚れ直した瞬間だった![]()
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
診察 ~⑧~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
採血を終え、検査結果を聞くまでの間、
いろんなことを話したかった。
でも、分からないから仮定の話しかできない。
さすがにパパは、そこまでつきあってくれなかった。
決まらないと何も分からないよ。
きっと・・・1番知りたいのはパパなはず
私は自分のことしか考えてなかった。
今日にでも戻ろうか・・・
無理は良くないよ・・・
明後日までお休み取ってるんなら・・・
せめて・・・明日でも・・・
そうだね・・・
そして、診察室に入ることになる。
検査結果は、転勤先の病院で診ていただいたものと
大差はなかった。だって、1週間もたっていない。
貧血があるので注射を受けて帰って下さい。
入院の日程は、後ほど病棟の方から連絡が
ありますから・・・
転勤先に戻られるんですよね。
あまり無理はされないようにしてくださいね。
なにか、あったらすぐに連絡してください。
入院の日とか関係なく、
すぐに連絡してくださいね。
この念押しが、わたしにとって恐怖感を倍増させた。
8日後なのに・・・そんなにいきなり何か起こると言うんだろうか?
病気のことを勉強しなくっちゃ。
ぜったいにパパを守るんだ!!!!!
そう心に誓った。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
診察 ~⑦~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
カレンダーを見ながら1週間後の9日からの
入院をすることに決めた。
主人は会社に連絡を取りGOサインがでた。
採血をすまして、
先生のもとへ
9日からでもよろしいですか?
はい。では、手続きをとりますね。
あの・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・そんなに急を要するんですか?
・・・・・
大丈夫ですよ。
血液検査の結果のときにお話ししますね。
その笑顔はとても優しく、穏やかでした。
主人は2,3日休暇を取っていたのですが、
入院することになり、日程の変更をすることに・・・
今回、家族のもとで治療をするために
転勤を前提に休暇を取っていた。
入院までに引っ越し荷物を積めるためにも
いったん戻ることに・・・
どんどん話が進んでいく中で、
私だけが取り残されていくように思えた。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆