ねぇ、ダリン
あのまま連絡が来なければ
きっと君を過去にできたのに
痛みも悲しみも切なさも
全て黒い河に流して
笑顔のあたしに戻れたのに
いつも君は
ギリギリのところで
あたしの手を引き寄せるのね
ねぇ、ダリン
お願いだから
その声であたしの名前を呼ばないで
忘れてた涙が零れそうになるから
ごめんな、なんて言わないで
全てを許してしまいそうになるから
ねぇ、ダリン
君の言動一つ一つに
一喜一憂してしまうあたしがいて
好きだよ、なんてバカなこと言うから
あの約束を信じたくなって
何処にも行くな、って抱きしめるから
腕の中の幸せを本物だって錯覚しそうになるの
分かってる
分かってるけど…
君らしい
強引な仕草で
あたしはいつも
君に堕ちていく
ポタポタポタポタ
雫を落としながら






