昨日は、少し大変だったけど楽しかったなぁ!悠斗の新たな一面も見れたし♪さてと。学校行こー!(ルンルンルン♪)「おい。美緒。顔やばいぞ。」「おーい!美緒?何ニヤニヤしてんの?笑」はっ!何なに!?「お前。さっきの顔撮っておけばよかった笑。な。鈴ちゃん?」「そうだね!悠斗くん!あれはすごかったねぇ笑」「美緒、初めて見たよあの顔。何か良いことあったの?」なんて言ってくる三人衆…(悠斗、鈴、まこ)「じゃ。友達きたから。またな。」ふぅ。一人減った!でも。肝心な鈴が残ってる。「でぇ。美緒さぁーん?何か休日に顔がにやけてしまうほど良いことがあったんですかぁ?」「なっ。ないよ!テレビの恋愛ドラマの俳優さんの壁ドンお、思い出したの!」なんて。嘘、鈴にはバレるよぁ。でも悠斗と遊園地行ったとか言えないし…「そーなの!まぁあのドラマの俳優さんかっこいいもんね。」なんて感心してる。今日の嘘は成功かな?
side悠斗
あぁ。朝なんか変なこと言ったよな。まともに顔見れねぇ。てかなんであいつ朝ニヤニヤしてたんだ。謎だ。あーもう。そんなことばっかり考えてどーすんだよ。「ゆーと!悠斗!颯太と瑠奈ちゃんとうちらで話そうって金曜日いったじゃーん!二人とも待ってるよ!」あ!そうか!「お、おう!行こう。」(ガラガラ)「ふ…たりとも?」「そーた。おくれ…てごめ。」「あ…いや。そういうわ…」(ガシャッ!)俺は勢いよく扉を閉めた。あの二人が何か言おうとしたことはわかったけど。それより美緒が…
side美緒
扉を開けた瞬間目に飛び込んできたもの。初めて見る。それも。好きな人と、信じていた友達の…キス。見た時、すごく綺麗だった。風が柔らかく吹いて。でもでも。我慢できなかった。悠斗…ごめん。
「はぁ、はぁ。みっ美緒。大丈夫?わかる。泣いていい。泣きたいだけ泣けよ。な?美緒。」「うっ。ふぇ…グスン。」抑えきれなくて泣いたけど、少し軽くなった。悠斗はずっとそばにいてくれた。
side悠斗
うん。そんなこと最初から分かってたものじゃないか。美緒が颯太のことを好きなんて。でも、やっぱり好きな奴は助けたい。もう抑えられない。はっきり言おう。
「美緒…俺、じゃぁ駄目か?颯太は、運動神経良くて、顔もいいから。俺なんか顔なんて良くないけど。俺、美緒の笑ってる顔がすきなんだ。だから…俺じゃ。ダメ?」「…」「早くしろとは言わない。だけど返事はくれると嬉しい。」「う、うん。ありがとう。悠斗はいつも優しいね。でも。今すぐには答えられない。ゴメン。まだ、颯太に気持ち伝えてないから…」「おう。いつでもいい。待ってる。じゃあな。なんかあったら俺に言えよ?」「うん。分かった。ありがとう。バイバイ!」って分かれたけど…またなんかありそう。
side美緒
悠斗の気持ちすごく嬉しいな。でも。颯太にはちゃんと気持ち伝えよう。答えが何であろうと…そして今日の放課後に颯太を屋上に呼んだ。「なに?どーした美緒。悠斗に告白したいの?」もう。いいや。「なんでもないや。ゴメン。」怒ってるよね。「なんなの?美緒…最近おかしいんじゃない?じゃ。」私はそこで泣き崩れた。隣には…悠斗がいてくれて。「おい…まてよ。颯太!」「んだよ。あ?ケンカ売ってんの?」「はぁ?ケンカ売ってんのは颯太だろ?美緒に言いたい放題いいやがって。」「は?なに?正義の味方?美緒も悠斗もずいぶん変わったよね。」「変わってんのは…お前だろ?!なに?美緒がおかしい?俺はおかしくても美緒はおかしくねーよ。どんな気持ちでお前呼んだかわかってんの?」「はぁ。疲れた。知らねーよ。気持ちなんて。てかなんで俺が気持ちまで理解しなきゃいけないわけ?俺は瑠奈が好きだから。もう疲れたから帰るな。」「ああ。分かったよ。お前こそ一番変わったよな。颯太。もっと。優しかったじゃねーか。あの颯太はどこいったんだよ。」「うっるせーな!かわるんだよ!人は!ごめんな?こんな人間で。だからもう。二度とちかづくんじゃねー!」(バンっ!)静かな屋上で大きな音を立ててドアは閉まった…「悠斗。ありがと!なんかすっきりした!悠斗…あの。返事なんだけど…よ、よろしく!うちなんかでよければ…」は、恥ずかしっ。「(カァッ。)お、おう。お前がいいよ。美緒。来て?目ぇつぶって。」(ドクンドクン)んっ。「恥ずかしいね笑」「おう。でも…よかった。美緒が俺のものになれて。」
side悠斗
恥ずかし。でも今言った言葉は本当。
これからもこんな日々が続くといいな。side美緒
恥ずかしかったな。でも悠斗の言った言葉なら信じられる。ずっとこのままがいいなぁ。 END
~筆者のコメント~
一話からここまで呼んでくれた皆さん。一話でも呼んでくださった皆様。ありがとうございました!時間などの関係で一つの話が二つになってしまっているところもありますが。主に悠斗と美緒の恋の発展を描いてみました!どうですかね?この後の生活は皆様のご想像にお任せします!この小説を読んでくれた皆様。ほんとーにありがとうございました!
