銀河鉄道の夜

小説を読んで、漫画になったものを読んで、そしてまた小説を読んで、映画を観る

ということを繰り返した

そして、また映画を観て夜が過ぎた

さて、今から死者の奢り・飼育を読んで楽しかったというか、ゆっくりできた連休を仕舞おう

明日は帰りに馴染みのオンボロ映画館で一本映画を観て帰ろう…

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抱擁のかけら

何といっても、抱擁のかけらは全てがかけら
どこも満たされていない、不足なかけらが集まってコンプレックスと共存してる

完成された写真のパズルは解き明かされた過去と重なる
芸術に惚れる人々のかけらが集まって過去を語り、修正する



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週末は

二本の映画を観た
フランソワオゾンのエンジェルと、ペドロアルモドバルの抱擁のかけら

どちらもすごく良かった
エンジェルは、主人公の持つ弱さと脆さと頑なな強い憧れで、歪んで行く生が哀れで切なかった
エンジェル…よくわかる
エンジェルの「一字一句変えさせない！！」の裏側には、本も読まない、演劇も観ない、ワインすらも飲んだことない、現実本当の自分と、妄想の中で幻の中で、誰よりも優雅に生きる自分とのギャップ、その無知であることを気付かれてしまった恥ずかしさが詰まっている
まるで幻のような現実には、明らかなCGを使った映像…巧い
愛する人には一瞬だって愛されたことはなかったのに

エンジェル…


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