久しぶりの更新になりました。

あけましておめでとうございます。
なんだかお正月な感じがしないのは私だけ??

仕事も始まり、毎日満員電車で嫌になります。
通勤中、約30分くらい地下鉄に揺られていくので、

暇つぶしに久々に読書を始めました。

久々に読んだのは、伊坂幸太郎先生の、『マリアビートル』。
伊坂先生の本は、私が住んでいる仙台がよく舞台になるので、面白くて結構読んでます。

東野圭吾先生など、どっちかというとミステリー系の小説が好きな私。
恋愛小説は、短編の方が好きです。




さて、マリアビートルは、東京から盛岡に向かう、東北新幹線内で起きる、殺し屋たちの騒動。
一人ひとり全然違う目的や思惑で乗っているのに、最終的に一つの終着駅ですべてが終わる。
面白くて、一人で電車の中でニヤニヤしていないか不安になります笑

グラスホッパーをまだ読んでいないため、登場人物にあまり知識がなかったんですが。
(あれってシリーズなんですね?以前黒川さんが出てきたのは読みましたが、同じ世界なのかな?)

東北新幹線にもよく乗るので、思わず世界に引き込まれてしまいました。
電車に乗りながら読んでいたしね。


以下、ネタバレになります。






最後に王子の企みや、内面がすべてばれていくのがうれしくてうれしくて。
木村のジジババもかっこい~!というか、敵に回したら本当コワイ…。
人のみじん切りってどんななんだろう。
ジジは、「騒がれるとうるさいから、まず声が出ないようにしてから少しずつな」と。

ひぃー…。
想像してみましたが、せめて指をちょん切るくらいしか思い浮かばず。
あまりのグロさにもちろん脳内では白黒再生です。

マリアが伝説の業者の恐ろしさを、「生きたまま、切り刻んで」と七尾に答えていたから、
きっと、それが木村夫妻のやり方なんでしょうね~コワ。

そして、こんな悪魔みたいな中学生いるんだろうか。
もしいたら、踏み潰してやりたいくらい憎い。
どうゆう育ち方をするとこうなるんだ??

また、それぞれ、中心人物になる章が判子で表現されているのも面白いです。
木村が撃たれる章は…なるほど~そういう意味ね、という感じ。

そして、「いい知らせと悪い知らせ」の業者がまさか繁さんとは。
そこが木村夫妻ともつながってて、槿(あさがお)に仕事を依頼してた。
槿は、押し屋。

そして、レディビートル、天道虫、七尾。
七尾の章は、七尾、ではなくて、天道虫の判子。
とことんツイていない男だけど、そのツキのなさが、まさかこんな幸運を呼ぶとは!
蛇が巻きついてきた時点で脳内再生は一時ストップしたけど、
木村夫妻とはまた一味違う怖さ。
一見、ヒョロっとした、インテリ系の黒縁メガネの男の子。
なのに、人の首をポキポキ折って殺しちゃうんだから、凄腕。

そして、背中に七つの斑点を背負うレディビートルとあったけど、
確かに、今回殺されてるのは7人なんだよね。
マリアさまの元に旅立った罪たち。

①峰岸のぼんぼん(スズメバチに)
②狼(七尾に)
③檸檬(王子に)
④社内販売の女=スズメバチ(七尾に)
⑤蜜柑(七尾に)
⑥峰岸(スズメバチに)
⑦王子(描写は出なかったけど、おそらく木村夫妻にざく切りくらいにされて死んだはず)

木村は生きていたのでね。一応殺された順番。


そして最後のミカンとレモン。

「ほらな、復活したろ」

この一言で、こんな何人も死んだミステリーが、さわやかに終わる気がするのです。


次は、グラスホッパーを読みたくなりました。