外はまだ凍てつく冬が残る、物音がしない静かな街。
風は穏やかだけど外気温は氷点下、そんな夜に鳴る携帯の着信音は空間を刺すように響いた。
夫の幼馴染の奥さんからの連絡。
もう夫婦を続けていけないと言う彼女はひどく怯えていた。
決してこえてはいけないラインを夫の友人は踏んでしまったらしい。
遠く離れた場所へいる彼女に安全を確保することを優先にと言うことしかできなかった。
愛の反対はなんだろう。
みんな純粋に求め、幸せになることを望むはずなのに、終焉はいつも暗く辛い。
そうでないものもたくさんあるのに、全てがハッピーエンドにはなってくれない。
自分の心を庭とするならば、そこに咲かせた花を全部誰かにあげられるのか。
それらが尽きるまで。
与えることで幸せになるタイプだと思っているけど、それはきっと自分の庭の状態に満足し、満たされているからだろう。
自分で手入れをしている気になっている庭だけど、きっと私の庭師は夫なんだろうと思う。
夫は私の庭をケアしている。
いや、2人でお互いの庭を手入れしているのかもしれない。
今日も愛が何なのかわからない。
いつかわかる日が来るのか。
今日もふとんの中はあたたかい。
夫が用意した湯たんぽがいい仕事をしてくれる。
明日もまた同じことを考えるだろう、答えのない日々に終わりは来ない。
でもいつか最後目を閉じる時に、すこしでも理解できていたらいいな。
※久しぶりに書いた記事が暗い…!