久しぶりに元教え子と会った。彼は塾を始めて間もない頃の生徒で、けっして優秀ではなかった。それにかなりヤンチャな生徒だった。卒塾して入学した高校が合わず、もう一度受験したいと再び塾の門を叩いてくれた。それを昨日のことの様に覚えている。


高校を卒業してからは何かと塾に顔を出してくれており、そんなこんなで30年は、大人と大人の付き合いが出来るようになった。


起業して塾生数が1年で3桁くらいまでは、生徒の顔と名前が繋がっていたけれど、規模が大きくなり教室が増えてくるとなかなかそれが出来なくなってきてしまった。時間が許す限り教室に入り、生徒・保護者面談をしてきました。1回の面談で、生徒達は今日は塾長が教室に来ていると思ってくれるし、送迎の保護者の皆さんが声をかけてくれる様になります。


今は、個人情報保護法等の問題でどこまで出来るかわからないが、入塾時と卒塾時の写真を撮っておけば良かったなと後悔している。そして節目には手紙を送っておけば良かったと反省もしている。

塾人として一番の宝は、生徒達だったんです。時が経って段々顔と名前が一致しなくなってきてるけど、街で偶然見かけた教え子にはこちらから声を掛けたいと考えている。名前を間違えてもきっと許してくれるでしょう。