嵐がデビュー10周年を記念して作詞したこの曲。
今日、ふと思い立って聴いてみたらとてもいい曲だと再確認いたしました。
今回は詞について書かせていただきます。
まず、嵐が作詞と言いましても実際に詞を当てたのは櫻井さん二宮さんの二人。
ということでラップ部分と歌部分に分けて書いていきます。
~ラップ詞~
櫻井さんの書く詞を語る上で情景描写の上手さを抜きには語れません。
この曲、5×10でもそれがうまく出てる。
『空に舞い上がってゆく風船』
『横に並びつかんだ手』
なんかは、嵐の国立のDVDを見た人の誰の心にも鮮明にその景色を浮かび上がらせる。
一番は嵐の奇跡。
そう。櫻井さんが得意とする情景描写が満載の歌詞。
デビュー当時を知らない私でもなぜだか景色が浮かんでくる。
この冒頭で曲のひいては、嵐の世界観に一気に引き込まれてしまう。
このせいもあってか、私は作業用BGMとして嵐の曲をシャッフルでよくかけてるんですが、5×10がながれると手が止まってしまいます(笑)
二番以降は現在から未来について。
未来のことですから得意の情景描写があまりない。
でも、だからこそ。
その中からいつもは聞けない言葉が表れてくる。
『この相変わらずなヤツらからただ愛贈る』
普段の彼だったら(ファンに対して)絶対に言わないようなキザったらしい言葉。
これを『相変わらずなヤツ』と最大限の照れ隠しをしていることで、詞に込めている思いが十分に伝わってくる。
そして、情景描写の他に外せないことといえば貪欲さ。
僕らの色で辺りを染めるというのはあまりにも美しく綺麗な宣戦布告だと解釈しております。
最後に。翔潤ラバーとして。
『先の山は風で越える』
のところ、最高です。あざます。
~歌部分~
櫻井さんの情景描写に対し、二宮さんは想いが伝わってきやすい詞を書く人だと思います。
だから「、」や「。」を多用しているところも含めて、彼の書いた曲の歌詞カードを見るときは歌の主人公からの手紙だと思って読んでいます。
そしてやはり、強く感じるのは感謝の気持ち。
大サビ前から大サビの歌詞ではあまりにも感謝の気持ちが強すぎて、こっちが照れてしまいます。
それと、もう一つ二宮さんの特徴として櫻井さんと真逆でキザったらしい言葉を多用されるんですね(笑)
でも、キザな言葉って貰ってみるととても嬉しいもので。
特に我々嵐ファンは二宮さんのことが好きなわけですから、こうやって伝えてくれると恥ずかしいですけど嬉しいですよね。
きっと彼もこんなファンの心を分かって確信犯的に作詞をしているんでしょう(笑)
ファンの心と書きましたが、二宮さんの今までリリースした曲の歌詞を使うという演出にも脱帽です。
ファンの心をわかってるのは彼自身もファンであるから、というのがよくわかる。
嵐のファンが持っている思い出を一緒に振り返ってくれる。
本当にどこまでも優しい人だなーと思います。
~混合~
サビ部分です。
これは二人で話し合ったのかお偉いさんが決めたのかわかりませんが、うまく作られてるなと一番感心したところです。
櫻井さん二宮さんの二人がそれぞれ得意とするほうではないもので作詞をする。
要するに、
二宮さんは情景描写を
櫻井さんは自分の想いを
それぞれ歌にのせてるんです。
こうして、わざと強烈に印象に残りすぎないようにしてるからこそ
ラップと歌を重ねてもゴチャゴチャしないで耳触りのいい仕上がりになっている。
歌の中でこのサビは全く同じ歌詞で三回出てくるんですが印象に残りにくいからこそ一向に飽きが来ない。
普通、一曲の中に三回も同じ(しかも長い)フレーズが出てきたら「またか…。」と感じるものですが、それがない。
本当によく考えられています。
~まとめ~
さぁ。そんなこんなで長くなってしまいました…。
10周年を記念して作った曲なだけあって、綺麗な言葉がいっぱい詰まってるし温かい心もこもった一曲。
とても大切で宝物です。
15周年でも作ってくれるかな?
楽しみに待ってます(^^)/