3月になりました
ついこの間まで楽しくお勉強をして来たタマくんたちは
急に変わった空気にどう順応していくのか、、、
と様子を見ていましたが
どうやら先生は緊張感を与えつつ、
褒めるところは思い切り褒めてくれていました
本人を褒めるだけではなく、同時に他の子たちに対しても
刺激するかのように
「お前ら〇〇に置いて行かれるぞ~」
など、褒められた本人は気持ちが上がり
周りの子たちにも「何を~」と燃えるように仕向けていたそうです
そして、日々実施される過去問の結果をみんなの前でバンバン発表する
これはどこの塾も同じなのでしょうか
少なくとも、ポチくんが最初に通った大手塾ではなかったと思います
テスト結果の良い子が張り出されることはありましたが
悪い結果をわざわざ発表することはなかったと思います
この少々荒っぽいかと思われるやり方も
毎日数校分受けている過去問の結果なので
お互い勝ったり負けたりの連続で
調子に乗ったり、落ちこみっぱなしになったりする暇もなかったようです
しばらくその結果を聞いていて
なるほど
このクラスでは3月の時点で中堅校の合格点は当たり前のようにとれるんだなぁ
(満点を取る子もいました)
と感心していました
6年から受験勉強を始めたポチくんの時とは大違いです
世の中にはこんな子たちがいたのかと
我が子が含まれているにも関わらず思わず客観視してしまいました
が
ある日、何気なく話すタマくんの口から驚愕の事実が
「今日の過去問は東邦大東邦だったからさー
さすがにフルタイムでやらせてくれたよ」
んフルタイムとな
じゃあ、今までは違ったのか
どうやら、それまでは規定時間の半分の時間で
解いていたそうです
さすがに、ほえぇぇぇぇ~となりました
そういえば、5年生の時にタマくんたちが解いた過去問
まだ実力的に全問解けるかどうかという時期でしたが
先生は「同じ問題を6年生は問題を読み終わると同時に解けてるぞ。」
と言ったそうです
5年生のうちは問題を普通に読んで、理解して、解くという感じだったので
タマくんは「ありえないそんなことできるようになるのかなぁ」
と言ってました
本人はそんなことは忘れているだろうけど
そのありえないはこうやって訓練してできあがってくんですねぇ
タマくんたちはもう二度と戻れない5年生までの楽しい雰囲気を
だんだん思い出さんくなり
目の前の競争に楽しさを感じるようになって行きます
この時は3月、実際には5年生です
まだまだ甘い部分を残しつつも落とされた崖を這い上がり始めるタマくんでした
タマくんの経験がみなさまのお役に立てますように