ある少女は言った。

『外国に行きたい。』

その少女は外国に行った。

 

好奇心旺盛な子

興味が湧いては消えていく。

とっても忙しい子。

外国に興味を持った。

その国の人、道、食、、、

自分の目で見たかった。

体験したかった。

 

外国に行った少女。

100%純粋な日本人。

外国が好きで行ったのに

生活し始めて彼女は辛かった。

 

”この人はなんでそんな風に思うんだろう。”

”この人は全然気持ちわかってくれない。

”この国は自分には合わない。”

 

少女は日本に帰りたいと泣いた。

 

でも、帰れなかった。

あんなに強い意志で日本を離れたのに

弱音を吐いてあっさり帰るのは

自分が自分を許さなかった。

少女は頑固だった。

 

少女は考えた。

”生まれた瞬間から育った環境が違う人たち、

価値観が同じなわけない。”

”自分の当たり前がここでは当たり前じゃない。”

”もう、お互いに自分を押し付けるのはやめよう。”

”自分と違うから楽しいんだよ。”

 

少女は楽になった。

友達の話をよく聞くようになった。

出会う人みんなと友達になれた。

少女は少し頑固じゃなくなった。

 

少女の外国生活が終わりそうな頃、

少女はまだここにいたいと泣いた。