最近別れた彼に、「俺はこんなにも、好きで愛してくれる女の子を好きでいられないのが苦しい」って言われた。
切ない顔で、でも真っ直ぐ目を見て言われた。
そのとき思った、好きになることって、ほんとうに残酷だと。
別にいままで、恋愛で苦しんだことは何度もあった
浮気されたり、暴力を受けたり、振られてしまったり
好きでいられないのが苦しいという感情もなかったわけではなかったけれど、真っ直ぐ目を見て言われることはなかったから、本当に自分が情けなかった
好きな人を苦しめることも悲しませることもさせたくなかったのに、思いがあることで苦しめることが感情の1つにあることを、あたしはわかっていなかった
別れる理由が、それだけではないのもわかっていたし、その理由がほんとうなのかも分からなくて、ちゃんと聞きたかったけれど、あまりにもその言葉が重くて切なくて
「好きになってごめんね」。