こんにちは!
前回怖い話で終わった心不全編ですが、
3つ目のセルフケア不足からお話ししていきます。
心不全のセルフケアでは
•食事、水分管理
•症状のセルフモニタリング
•確実な内服
•定期受診の継続
について説明していきます。
《食事、水分管理》
塩分6g/日以下の食事を心がけます。
上記を超える塩分の摂取は心臓🫀の負担となります。
しょっぱいものを食べると
自然と水分摂取量も増えてしまいます。
自分で作る方はこういったものを活用しながら、
一度病院で栄養士による栄養指導を受けるのも
1つの方法です!
あなたの食事スタイルに合わせて、
少しでも塩分を減らせる方法を提案してくれます。
醤油を減塩醤油に変えるだけ、
お寿司の上から醤油をその都度かけてたものを、
お皿に醤油を出してつけるだけでも
塩分摂取量は減ると栄養士さんから聞きました👂
自分で作るのは難しいという方は、
宅配弁当🍱で塩分6g以下のものを選ぶ事がおすすめです!!
水分管理では
主治医へ1日の水分摂取量を確認してみてください。
水分過多は体内に余分な水分を残してしまうので、
心臓🫀の負担となってしまいます。
その他の既往歴によって水分制限量は異なりますが、
大体800〜1000ml/日の方が多いと思います!!
《症状のセルフモニタリング》
心不全の症状では
息苦しさ
息切れ
咳や痰
倦怠感や疲労感
足や手の浮腫
体重増加
尿の回数
食欲低下
夜間の睡眠困難
が挙げられます!!!
病院で心不全手帳というものを貰いましょう。
手帳には毎日この症状があるか確認したり、
毎日体重測り書いていきます。
体重の増加は心不全の早期発見につながる
大切な症状です。
主治医に受診の目安体重を確認したり、
数日間で+2〜3キロ増えるようであれば
定期受診を待たずに早めに受診をしましょう。
体重増加も食べすぎて体重増加している場合や、
咳や痰もただの風邪だった場合など、
心不全の増悪でない場合もありますが、
病院🏥に行ってレントゲンを撮ったり、
血液検査をしたりしないと分かりません。
悪くなってから病院に行くとその分治りも遅く、
心臓にとって負荷が長期にかかってしまいます。
早めの受診をする事が大切です!!!
《定期受診の継続》
定期受診日は必ず受診してください。
血液検査、主治医の診察🩺
必要に応じてレントゲン検査やエコー検査をすると思います。
心臓の機能を評価して、
心不全増悪がないかを確認しています。
その際に普段記載してくれている心不全手帳を持参し
主治医に確認してもらうといいかもしれません!!
一般的に心不全になった患者さん
全ての人が全部できたら1番ですが、
中には早期受診は出来るけど、
食事が気をつけられない方、食事だけは好きなものを食べたい方などいらっしゃいます。
あなたがどうしたいか、どう生きたいか次第です。
•全てきちんと気をつけで、増悪を予防したい方!
•好きなものを食べたいから、増悪するのは仕方ないけど、その分症状が出た時は早く受診する方!
•自分の好きに生きたい、出来るだけ家で過ごしたいから、具合が悪くなるまで家で過ごす方!
様々いらっしゃいます。
完治のない心不全という病気だからこそ、
あなたがどうしたいかどう生きたいかを医療従事者と共有する事が大切です!!
私はそんな患者さんの意思を大切にしながら
寄り添える看護師でありたいと思います😊