先程、入院時おそらく1番仲が良かった高橋さんとメールアドレス交換をした。彼とはなんかお互い話があったし私自身も彼を認めていた。私は止めたがタバコ仲間でもある。彼は多発性骨髄腫を患い会社をクビになり、治療のために入院したら、いきなり原因不明の腹水となり多発性骨髄腫の治療が始められなくなり、原因追及でほぼ1ヶ月。ステロイド治療が始まり今は腹水はほぼおさまっているが、初めて会った時は腹水が本当に辛そうだった。それでも明るく話す高橋さんを私は尊敬していた。時おり病気や医者、看護士、自分の環境に不満は言うがそれでも現状を受け入れ(後で聞いたが時間は掛かったらしい)前向きな高橋さんに自分の悩みなんて小さいなっといつも思っていた。彼にはこれから腹水の様子を見て抗ガン剤治療が始まるらしい。比べれば私の病気なんかたいしたことなしないのに『お互い頑張りましょう!』って言われて別れました。
昨日、入院部屋が同室の29歳の彼と初めてゆっくりと話をしました。私の部屋移動で同室となりましたが、お互いいつも元気そうに病院内を歩き回り、看護士からは部屋にいつもいないと評判の2人だったらしい(笑)聞けば彼は、外泊許可をとり仕事もしているらしい。また、普段も病院を出て近くの公園まで行っているとのこと。用は2人ともクスリがあって感染症さえ気をつければ元気ということ。入院までする意味が分からない。彼は潰瘍性大腸炎(難病)を患い通院で治そうとしていたところクスリで合併症をおこし入院(皆言うらしいが、医療ミス?)私とほぼ同次期の入院で今月末が現段階での退院の目処らしい。潰瘍性大腸炎も原因不明、再発と寛解を繰り返す病気。彼は昨年同次期に同じ症状があったらしいが自然治癒した為気にしなかったとのこと。2人の悩みは同じ!どうしてこんな体になってしまったのか?ストレスに弱い?そんなこと言ったってどうしたらいいの?再発しないために何をしたらいいの?分かってはいるが現状を素直に受け入れられない2人…やはり私と同じ悩みの人がいた!
退院日が3日後で決定しました。43日間、6週間の入院期間となってしまいました。最初の2週間は検査の毎日、次の2週間はスイート病患者としてブレドニン30mg/日、次の2週間はブレドニン25mg/日、20mg/日に落として退院です。先生に分かっていながら、また聞いてしまいました。『スイート病って完治しないんですかね? (私)』『この病気は再発と寛解を繰り返します。希に症状が出ない方もいますが、基本的に退院後も通院を続け安静に(先生)』寛解って聞きなれない言葉何度も聞きました。完治はしないよ!って聞こえました。それならば治してみせようではないか!自分の体がつくったものは自分で治す!再度そう思いました。私もサラリーマンですから、3度目の再発と今回の長期休みは仕事上はまずいです。それならば健康だけは手に入れたい!大きな声では言えませんが、タバコだけはやめられました(笑)