JYPに来たのは久しぶりで少し緊張する。
いざ行こうとすると緊張して、ジャクソンに会ったら....って思うと進めなくて。
ジェボムに来てもらおう、と思って電話した。
.....出ない。
この時間は休憩だから、って言ってたけどまだ練習してるのかな、、、
しょうがない。行くか。
デビュー組の彼らは練習生の頃にいた階とは違う地下の練習室を今は使っている。
練習室は防音仕様だから廊下はシン、としている。
「うーん、どこだ。。。」
あ!あった...。
中を覗くとメンバーたちが見えた。
.....ジャクソンは、いない。
てか、ジェボムもいない?
買い出しかトイレか。なら置いて戻ってこないうちに帰ろう。
ーガチャ
「あー!ヌナァアアアアア!!」
扉を開けた途端一目散に来たのはユギョムだ。
本当の弟みたいに仲良くしてる。
「ユギョマ!久しぶりだね~また身長伸びた??」
頭を撫でるとへへへっと笑うユギョムは出会った12歳くらいの頃と変わらない笑顔だ。
そうこうしてると他のメンバーも来て、ひとしきり話す。
デビューに向けてみんな頑張ってるみたいだ。
ーガチャッ
久しぶりに会った彼らとのおしゃべりに夢中になっていると急に扉が開いた。
この状況で来る人は二人しかいない。....いや、スタッフ??
心臓バクバクで振り向くとそこには最悪の状況があった。
「お~来てたのか~」
ニコニコ笑ってこっちに来るジェボムと、.....無表情のジャクソン。
冷や汗.....というのはこういうものなんだろう。
でも、それ以上に一瞬目があっただけでビクンッと跳ね始めた鼓動が止まらない。
いつも通り絡んでくるジェボムと他のメンバーに上の空で応えながら、、、、視線が痛い。
他のメンバーといつも通り絡むジャクソンだけど、、こっちに向けられる目線は笑ってない。
「私、用事あるからもう帰るね?」
怪しまれないように精一杯の笑顔を作って、ジェボムにTシャツを押し付けて立ち上がる。
なんだかんだ引き止めるジェボムをかわして練習室を出た。
「.......はぁ~......」
重い空気からやっと抜けれた気分だ。
早く、早く、帰ろう。
歩き出すと携帯が鳴った。
ーありがとな!気をつけて帰れよ~練習終わったら今日も行けると思う。大丈夫だよね?
うっ、、、、どうしよう、、、、、
階段を上りながら必死に断る口実を考える。
とてもジェボムと顔を合わせる心境じゃない。
頭の中はジャクソンと目が合った瞬間で一杯だった。
久しぶりに見た彼はすこしクマが濃くなっていて、、、でもその瞳は私を熱くさせるのに十分だった。
ジェボムや他のメンバーがいる中で、確実に絡み合っていた私とジャクソンの気持ち。
背徳感が溢れると同時に、確実にジャクソンを求めていた。
こんな気持ちは抱えきれない。
始めてジャクソンを好きだと思った時の気持ちを思い出した。
熱くて、甘くて、危険な.......
一階分上へ行くと誰もいないフロアのようで、とりあえずジェボムに返事だけ返そうと思ってソファに座り込んだ。
しばらく携帯の画面を見つめていると、誰かが来るのを感じる。
「....いた」
その人は今まさに私が求めていた人で、私を確認した途端乱暴に私を引き寄せた。
「......ガイ。誰か来ちゃうよ....。」
私を力強く抱きしめる彼は熱くて、やっぱり甘い。
耳元で囁く声は低くて、、、もっともっと甘い。
「俺が、、、嫉妬してないとでも思ってた?....ヒョンがお前に触るたびに、俺は嫉妬で狂いそうだよ.....」
「今夜は、、、行っていいでしょ、、?」
見つめてくる彼の視線はいつも以上に私を溶かす。
今は何も考えずに溺れていたい。
甘い、甘い世界に。。。
<つづく>
今回から少しあとがきを入れていこうかと思います。。
まず、⑦、大変駄文になってしまいすみません泣
小説初心者なもので、、
結末を何パターンか考えてるんですがまだ絞れていません。
しばらくお付き合いください~~~
(余談)最後の写真は作者なりにその回のイメージに合ったものを入れています。
ちょっとお話がシリアス気味なので笑ってないジェクを探すのにいつも苦戦しています。。(笑)
