トラックに関わる人なら、小躍りしそうなワード
「パレ積みパレ降ろし」
なんのことかわかりませんよね。
基本的に顧客は少しでも効率よくトラックを使いたい。
だから積める限り積んでおきたいのが心理。
よく物流で使われる「㎥(立米)」、
体積を表す単位ですが、大型トラックでおおよそMAX45~50㎥程積み込める。
「パレット」と呼ばれる荷物を載せる運搬用具を使ってしまうとトラックを効率よく使うことが出来ない為、
敬遠される。
業界の流れ的にはパレットもしくはテナーと呼ばれるカゴ台車での輸送に変化しつつあるが、
運ぶ荷物によっては未だ「バラ積みバラ降ろし」という作業が残っているものもある。
とりわけ敬遠されるのが「カップラーメン」「ティッシュ」「食品(お菓子」である。←若干私的な感情も含まれています。
みなさんカップラーメンのケースを見たことがありますでしょうか。
高さ約10cm、幅450cm、奥行き60cm程度なんですが、
これを45㎥分積み込むとなるとおおよそですが2000~3000c/sほどになります。
果てしない作業です、
早い人で積み込み2時間、荷下ろし3時間程度かかります。
(荷下ろしの方が長い理由はまた今度お話します)
労基で定められている一週間40時間1日単位8時間の規則に照らし合わせると、
おおよそ3分の2が削られてしまいます。
そこに積み地までの運転時間、降ろし先までの運転時間、帰社するまでの運転時間を換算すると
あっという間に8時間なんて超えてしまいます。
なのに残業時間を削れだなんて指示もある。
物理的に難しいんです。
そこで活躍するのが「パレット」です!!!
日本で最もポピュラーな1.1m×1.1mの正方形の下敷き?みたいなものにあらかじめ商品を載せておけば
フォークリフトという乗り物を使って運搬することができます。
大型トラックで16枚ほど積み込むことができるので、どんなにゆっくり操作してもおおよそ30分程度で積み込むことができます。
しかしここで㎥問題がでてくることになります。
バラつみバラ降ろしでつめば45㎥程度積み込むことが出来る荷物も、
フォークリフトでの操作の際に荷崩れ等が起きないように高さは高くても2m程度しかパレットにしか載せられない為
おおよそ20~25㎥程度しか積むことができません。
ですので顧客は少しでも物流費を削減する為に、バラ積みバラ降ろしを推奨するのです。
考えてみれば当たり前なのかもしれませんが、キツイです、、、、
積み込みの時間を少なくしたほうが、たくさん出荷できる!なんて考えてくれるお客様もいますが
先ほど申し上げた、食品などの輸送は、商品の単価が安い為極力スペースを有効に活用しようとします。
もちろん商品の単価が高いから運賃が高いわけではないんですが、
(1車で1億円乗せているときの運賃は埼玉から群馬まででおおよそ¥40000でした。)
やはり単価の安い商品はたくさん載せないと経費倒れしてしまいます。
そんな事情もあり、一概にバラ積みが悪だとはいえないのですが、
要改善ポイントなのは間違いありません。
運賃の相場なんかもどこかでお話出来たらいいなと思っています。
今夜はパレ積みパレ降ろしだけの世界になる夢が見れますように
おやすみなさい