高砂市にあったコンドルという屋号のパチ屋


こちらの画像はコンドルの後にオープンしたC−RIZE店のもの



大永観光(株)という親会社が1981年創業したらしいんで このコンドル店は多分1980年代後半に誕生したのだろう


2011年にコンドル店からC−RIZE店へと屋号を変更したらしい 当然のことながら私が行ったときは大昔のコンドル店だと思う



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そんなまだパチ屋にパンチパーマ頭の店員が多くいた頃のコンドル店での話



デジパチだったのは間違いないが、何を打っていたのかは記憶にない


大当たりもこないし、つまらんなあっと思いながら打っていた若き私は台上皿に肘をつきながら打っていた



暫くすると、店員が近寄ってきた


そして、私に言ってきた

「台が壊れるから上皿に肘ついて打つな」


顔を見ると其奴はパンチ頭の店員だった。



パンチ頭をそんなに怖いとは思ってなかったこの私だったが、言うことを聞いて一旦肘を下ろした


暫くして、相変わらず全く当たらないので、また肘をついて打ち始めた


すると、またもやパンチパーマ男がやって来て


「肘ついて打つな言うとんやろ」

「台が壊れるんや」と上皿を摘んで揺らして動くのを見せてきた


私が

「他にも肘ついて打っとるヤツおるやろが」

「全然当たらんからしんどいや」って言うと


「あれは他のシマの客や」
「俺のシマは俺が仕切っとるから肘をついて打たせへんのや」


何とも仕事熱心なパンチ頭やと感動していた。


その後も全く当たらんし、何や気い悪いし、暫くして帰宅の途に就いた。


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大昔にはどこのパチ屋にも存在していたパンチ頭の店員。


そんなパチ屋の店員は今現在のパチ屋では考えられないが、暇があればシマの端にある両替機や玉貸し機辺りでタバコを吸いながら両替機の上に置いていた灰皿に吸いかけのタバコを置いたまま大当たり台へと歩いていく姿を見ていたのを思い出す。


そんな灰皿や使い捨てライターを使わせてもらうことがあった若き頃の私。気の合うパンチ頭店員とは話をしながら一緒にタバコを吸っていたこともあった。



それをええ時代やったとは言わんが、何や懐かしき時代やし、パチ屋の時代の流れを感じる出来事ですな。


お終い。