僕自身の事

目が覚めると時刻は既に１時だった。


平成２１年４月１３日ついでに言うと火曜日の午後１時。
勿論祝日でも何でもないので僕のような立場の世間一般の学生達は脇目もふらず学業という名の勤めを果たしている(大半はそうだろう)真っ最中に目を覚ました僕はデジタル時計が１３という数字を表示しているのを再度確認した。
ひどく損をした気分になった。


布団から身を起こすとズッシリとした重量感が無くなったかわりに不思議な嫌悪感が空腹をつれてやって来た。そこで僕はなるほど、と思った。僕は自分自身が望み置かれることとなった今、この状況を悲観していた。そのことを思ってヒステリックに陥っていた。

僕はヒドク驚いた。

眠る前はあんなにも｢あそこ｣へ行きたくなかったのにも関わらず今は、行きたくて、会いたくてしょうがなかった。

僕はそういう人間だった。

理解されることなど決してないと思い込んではいても、優しさを求めずには、誰かとふれあわずにはいられない。

やはり、僕はそんな人間だった。

















もっと僕の事を知ってほしい。