後編2から見てね。
-前回のあらすじ-
大雪の日に起きた事件。
香取の片腕をもぎ取ったのは若頭トサカ。
上楽、関野、佐久間、佐藤、社長、大場の6人は
大雪の中、やつの討伐に出発した。
場面 食堂前、木のベンチ
相手は人の腕をもぎ取るほどの人物だ。
そして、関野いわく肛門一族という忍者らしい。
おぞましい姿、力自慢の一族、そして忍者。
その高いステータスから
こちらは忍術の使える上楽、関野くらいしか
太刀打ちできないように見えたが...
大場「さっむ......さむ!さむさむさむ!!」ブルブル
佐藤「やべえ...雪やべぇまじで!」
社長「そうかなぁ...。服は三枚以上着ても
暖かさは変わらないんだぜぇ?」
佐久間「ばっかじゃねえーのー?
はーっはっはっは!
社長!わけわかんねえこと言ってねーで
この寒さどうにかしろ!」
関野「やれやれ...。みんな、早く行くわよ。」
そういうとすたすたと雪の中へ歩いていく関野。
佐藤「おいまじかよでんぱ!
こんなんじゃまともに歩けねえよ...!」
すると。上楽。
上楽「俺がいるーんだぞっ。まかせときなーって」
そういうと...
上楽は印を唱えながら歩き始めた。

なんと。6人のまわりにはとても暖かく、
且つ、雪に当たらない壁のようなものができた。
上楽の忍術のようだ。
佐久間「おぉ!やるじゃねーか良人!!」
上楽「まったく...。
亮、俺がお前を殺そうとしたときに言ったろ?
俺の得意忍術は"火"だと。」
社長「あったかいねぇー」
上楽「一度唱えればあとは数時間、俺の回りは雪が溶けちゃうってーことだぁなっ」
大場「さすがにやるな上楽!」
一同は確実に、
そして安全に大雪の中を進んでいった。
しばらく歩くと社長がとても暑そうにしていた。
社長「僕にはちょっと暑いかなぁ...
服脱いでもいいかなぁ。」
大場「いやぁ..さすがにさむいんじゃないか?笑」
社長「うーん...そうだねーやめとくよー」
佐藤「ばかだろ...」
佐久間「暑いのは確かだけどな!
おい!良人!!どうにかなんないのかよ!」
上楽「うーん...。雪を溶かすのは
この温度が限界かなっ」
佐久間「ちっ...」
関野「少しくらい我慢するのね...。
そして...良人さん...。」
上楽「あぁ...わかってるーよっ」
関野と上楽はなにかの気配を感じ取ったようだ。
上楽「これは...離れた方がいいかもなっ。
一旦、火のバリアを解除する!!」
佐藤「お、おいまて!雪めっちゃ降ってるし!!」
すると!!
ズドーーーーーーーーン!!!

なんと、空から人が降ってきた。
佐久間「なんなんだよ!!!
だれだおまえはー!!」
大場「おまえは...!!ヨネスケ!!」
モブ(ヨネスケ)「ふははは。きみたち!トサカに手はださせない!ほら、お前もこっちへこい!」
サササ...
佐藤「ほぅ...一人じゃないわけか。おまえは...
DB!!」
モブ(DB)「ありゃりゃりゃー。お前ら、おさえるぞ!?おさえちゃうぞ!?ありゃりゃっりゃっ」
ヨネスケの攻撃を避けるために二手に別れたあと、
戻らないように道を塞がれてしまい、
バラバラに戦うことになってしまった。
チーム上楽
上楽、佐藤、佐久間
vs DB
チーム関野
関野、大場、社長
vs ヨネスケ
場面 チーム上楽
佐藤「なんだよ。キチガイが相手か。」
モブ(DB)「誰がキチガイだってー?
ありゃりゃー?おさえるぞてめー!」
場面 チーム関野
大場「でた。お前が相手か、ヨネスケ...」
モブ(ヨネスケ)「ふははは。
なめないでくれたまえ?」
二手に別れて戦うことになってしまった上楽チームと関野チーム。相手は電子のヨネスケと産デのDB。彼らはなぜ戦いを挑んできたのか。そして、強いのか。
次回、その戦いが見れるかもしれない。
後編4に続く。
