「J2白書2012」とJ2への思い | ガンバ大阪・J2紀行

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ガンバサポーターの2013シーズンのJ2の記録

月曜日は「蹴球閑話」
木曜日は「スカウティングレポート(次々節)」
金曜日は「試合前予想」
日曜日は「試合後レポート」

こんなふうにやって行ければいいなと思っています
もちろん自分が現地にいっている際は出来ないので
まとめて書くことになりそうですが




■J2白書2012
ガンバ大阪・J2紀行

J2を知るためには絶対買わなければと思ってた本
「J2白書2012」を本日ようやく手に入れて読んでおります
全て読んだわけではないので詳細には語れません

各チームのJ'sGoalの番記者がコメントや写真が掲載されているが、
そこからは監督の思いやチームの内情、そしててJ2というリーグの
特性さえも見えてきます

大分トリニータ1試合1試合を大切に戦いながら
終盤では常に修正を行い昇格を勝ち取れたこと

徳島ヴォルティスは中盤勢いに乗りかけてきた時に
大黒柱的存在選手の怪我離脱が響いたこと

アビスパ福岡は優勝という目標を掲げていながら
ずっと低迷し続け、解決策が見いだせない暗闇に迷い込んだまま
リーグが終わってしまったなどいろいろ書かれている

またリーグのことだけではなく社会奉仕活動をどのようにしてるのか
そんなことも書かれていたりするのです

ロアッソ熊本の社会奉仕活動を見てみたところ、
九州北部豪雨の後片付けを高木拓也監督とチーム全員で行なって
泥にまみれて木くずなどを集めている姿を掲載しています
そこで触れ合う人数は恐らくたかがしているでしょうし、
できることも数は少ないでしょうが、その小さな1つ1つが
人気にも左右されてゆくことでしょう


そして「はじめに」というJ'sGoal記者の松本潤さんの記事に

2011年に鳥栖が初昇格を決めてJ2オリジナル10
(1999年のJ2に在籍した10クラブ)はすべてJ1を経験

と記述があったところで、はっと気付かされた

J2というカテゴリにマイナスイメージをお持ちの方は多いが
既に10チーム以上J1に昇格し、そして定着しているチームが
あるということを忘れてはいけないです

記者とは言えども、「愛」が詰まった番記者の1冊です
J1のサポーターにも読んでほしいです



■J2への思い
正直なところ自分は今年「J2に落ちてよかった」と思っています
それは負け惜しみが多少は含まれていると思いますが
純粋にそう思っているところもあります
J2降格は当たり前などなにもないことを教えてくれました


スポンサーさんが落ちても変わらずに支援してくれること

落ちた瞬間に落胆しつつも選手に声を張り上げて鼓舞したサポーター

降格しても残留を希望してくれた有力選手たち

J2だとテレビ番組に取り上げてもらえることが少ないこと

そして、おいでよと言ってくれるJ2のサポーターの方々


まだ始まったばかりですがJ2に落ちたからこそ分かったことが増えてます

自分は今年はアウェイ観戦を16試合予定をしています(あくまで予定ですが)
昨年J1に在籍していた時のアウェイ観戦数の倍以上です

それは「ガンバ大阪を大いに盛り上げなければ」という思いもありますが、
「単純に楽しそう」という気持ちもないわけではありません

J2リーグの活性化、試合の盛り上がり、地元への還元
ひいてはJの理念に繋がります

おみやげ話として、ガンバ大阪や他チームのサポーターとの会合の時に
「あそこのスタジアムは良かったよ」
「あのスタめし(スタジアムめし)は珍しいものだった」
「あの場所の○○というお店の食べ物は美味しかった」
など酒の肴に出来ればと思います