こんばんは。
都議選もいよいよ明日を残すのみです。
長かったような、短かったような。
ご指摘いただいている部分は修正しつつ、明日は持てる力を全て出し切ってきたいと思います。
本日は、なぜ独自の選挙戦を頑なに貫いているのか、についてお話します。
Twitterやこのブログを見て下さってる方はご存知かと思いますが、私は今回の選挙で、従来有効とされている選挙の戦い方は
していません。
握手を求めたり、名前を連呼したり、街宣車を走らせたり、電話で投票依頼をしたり、法定ハガキを出したり。
その他にも、選挙に詳しい人から見たら効率の悪いことも恐らくしています。
このせいで、勝つつもりが無いのかとよく言われますが、それは違う。
選挙は、年齢が上がれば上がるほど、一般的には投票率が上がります。
70代以上は例外ですが、1番投票にいくのは50代から60代にかけての年齢層です。
じゃあ、選挙に勝つためにはどうしたら良いのか。
普通に考えれば、実際に投票に行くこの年齢層をいかにして囲うかに尽きると思います。
だから、候補者は皆、握手をし、電話をかけ、ハガキを出し、少しでも名前を覚えてもらえるように名前の連呼をする。
これが実状だと思います。
私も、この年齢層の有権者をターゲットとするならば、同じことを行うべきだと思います。
そもそも今回の選挙は、「投票に行く人をどの様にして自分に投票させるか」ではなく、「投票に行かない人に、どうしたら投票してもらえるのか」を考える必要がありました。
その結果はご覧の通り。
握手をすることでも、名前を連呼することでもないとの結論に辿り着きます。
若い人は政治に興味関心がないと、一般的には言われていますが、それは違うと前々から感じていました。
私たちの生活は全て政治に関連しています。
労働、育児、教育、介護のような、生きていれば何かしら関わりのあるもの全てが政治であります。
いまの労働環境に不満がない人はいますか?
いまの育児環境に不満がない人はいますか?
ほとんどの人は不満があるはずです。
潜在的には政治に興味関心があるけれど、わざわざ投票所に足を運んでまで投票するに値する政治家がいないと思う人が多いのではないか、そう考えました。
そういった人達に訴えかけるのに、握手は有効なのか。
名前の連呼は必要なのか。
私の出した答えは否。
そういった従来のやり方は、選挙の胡散臭さに拍車をかけるだけだと素直に思いました。
今回の選挙の進め方は、王道ではないし、効率的でもないのは良く理解しています。
この選挙の戦い方は、入念な下準備があってこそ効果を発揮するのかもしれませんが、従来の選挙のやり方に対して一石を投じることの意味はあると思います。
当選すれば、もちろん都議選史上最大規模の大どんでん返しです。
残念な結果でも、票を取れば取るほど、全国の政治家候補の人に対して、新しい選択肢を与えられると信じています。
効率や王道を求めるのであれば、今回の私のやり方は絶対外道です。
しかし、政治に本当に必要なのは、選挙で問われるべきは、知名度や選挙資金の多寡ではないはず。
今までのやり方で、既存の枠の中で戦っていては、従来の政治家にしかなれないでしょう。
選挙に出て、当選を目指すとすれば、投票に実際に行く人を自分に投票させる必要がある。
そういった意味で、勝ちに行く候補者は私のような選挙戦は絶対に展開しない。
すなわち、票を食い合う事は理論的に起こらないんです。
投票率を見てわかる通り、現代では半数近い人が投票に行きません。
行かないのには様々な理由があるにしろ、投票に行かない人を投票に行かせ、その人達に投票してもらうことが出来れば、圧倒的大差で当選することが可能です。
今はまだ「机上の空論」なのは自分が一番分かっています。
しかし、新人で無所属、更にはお金をかけない選挙で当選を目指すには、悪手に見える現在行なっている選挙戦が、実は一番現実的な勝ち筋だと私は信じています。
世の中は常に移ろいます。
ついこの前まで最善とされていたものが、今では古いと言われてしまうのは日常茶飯事。
今の選挙戦はいずれ昔のものになるでしょう。
近い将来、10年後には街宣車なんか一台も走っていないかもしれません。
ネットを使った選挙戦が主力になる事はいまから予言しておきます。
傍目にみれば、勝ちに行ってないとか、的外れなことをやってると言われる私の選挙ですが、実はこんな事を考えていました。
負ければボロクソに言われるのは覚悟済み。笑
当選すれば、恐らく僕をパイオニアとして色々な人がこの選挙戦を模倣するのかなー٩( 'ω' )و
長々と失礼しました。
選挙が終わる前にお話しできて良かったです!
明日は最終日。
文字通り全身全霊で戦い抜きます!
おやすみなさい🌙