今日はKestes(ケニアのセカンダリーの生徒対象の奨学金団体)で昨年まで担当していた奨学生・ローズのお宅があるMigoriにいってきました。

昨年、当団体が奨学金継続支給の条件として挙げている成績基準(各学年における最終テストの平均スコア・C+以上)を下回ってしまい、今年1月の総会で、もう一度彼女にチャンスをとプレゼンをしたものの、あえなく玉砕。
もう奨学金の継続支給ができない旨は口頭でも書面でも伝えてあり、団体として行く必要性はないのですが、これでせっかくできた繋がりを不意にするのは違うような感じがしたので、彼女が夢だと言っていた会計士に関する情報を持っていくことにしました。

そこでお母さんから話を聞くと(本人は不在)、平均スコアがB-までに上がった模様!
正直なところ、彼女の学校は、国立で、その学校のお子さん方の親御さんの教育に対する熱量はハンパないし、来る子ども達も接してみると何となく他の同年代の子ども達と比較すると優れている部分が多いように感じることが多かった。その中で、自分で何とか気持ちを立て直して成績も回復させた彼女は本当に凄いと思った。

その一方、お母さんは体調面・仕事環境のこともあり、収入もままならず、モンバサにいるお母さんの姉妹に頼んで一年間休学のうえ、来年再度通い直すことを考えているとか。(その姉妹の子どもは5人。3人はプライマリーで、2人はセカンダリー。セカンダリーの内のひとりが来年卒業ということで、その分の余剰金をローズの学費に充てることができるとか。)

今度の4月下旬の総会で、もう一度奨学生候補として出してみることにした。

[今日の一枚]
昨年末の写真

Kestesのサポーターさん宛てにお礼状を書いてもらっているところ。この時に、最後の最後に奨学金の打ち切りを話した。