The Wisdom of Solomon

旧約外典中の１巻であるが

カトリックでは〈智書〉Liber

sapientiae といい

正典のうちに数えている

いわゆる〈知恵文学〉に属するもの

本書の著者は*ソロモン王ではない

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ソロモン Solomon

全イスラエルにおける３代目の王

父はダビデ，母はバテシバ

ソロモンとは〈平和〉の意

彼の治世に王国の隆盛はその頂点に達した

彼は隣国との，結婚による友好関係を結んだ

これはヤーウェ礼拝のほかに，多神教をも伝来した

彼の盛んな国家的な事業は

その〈栄華をきわめた〉宮中生活とあわせて

費用を商工業だけの収入でまかなうことが

できなくなり，はじめて徴税制を採用するに至り

ついには国民，とくに北イスラエルの人々を

激怒させた

（｀Δ´）

ソロモンが機知に富み

博識であることは〈ソロモンの知恵〉とし

て知られ

そのゆえに〈伝道の書〉〈箴(しん)言〉〈雅歌〉

などの作者に擬せられている

その死後

王国は北朝イスラエルと南朝ユダに分裂した

（左近義慈）

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*ソロモンの知恵

前50年ころ，アレクサンドリアのユダヤ

人の哲学者によってギリシア語で書かれ

たものと認められている

著書はユダヤ

思想とギリシア思想とを融合させようと

している

ギリシア哲学にも明るく

神の超越性と人の永生，霊魂の先在を説いている

本書は19章から成り，３部に分けられる

第１部 (第１～５章) では義人と悪人の運命を扱い

神にもとづく知恵と現世の神のない知恵との対立

について述べられ

第２部 (第６～９章) では

神の知恵が何であるかを説明し

知恵についての美徳が述べられ

第３部 (第10～19章)では知恵がイスラエルの歴史

において示したいろいろの奇跡を述べ

刑罰の理論を説き

偶像礼拝とこれに伴なって生ずる悪をとがめている

本書は使徒パウロや〈ヘブル書〉の著者にも

影響を及ぼしている

（左近義慈）

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インドの隣国バングラディシュで

バングラディシュを名乗る

外人嫌いな青年達が

外国人が多く来店するレストランで

銃を乱射

自らが崇拝する宗教の，経典を

人質となったレストランの客に問うた

日本人客の８人は

「我々は日本人だ!!」と訴えたが

７人は凶弾に倒れ１人は

レストランに突入した警察に助けられ

病院に搬送されましたが重傷です

専門家先生は

「日本人だ!!」と過激派に言うことは

かえって危険が及ぶと批判したが

はたして

海外赴任者の何人が

現地の原語を理解できているのか

日本でも地震の際に

日本語が理解できない人達が

大変困っていたのは記憶に新しい

個人の感想です