むかーし昔
越後に「越後ザマス会」という、越後マダムの集まりがあったとさ。
その会のメンバーのひとりに、造り酒屋のきゃざまさんという方がおりましたとさ。
たいへんに裕福なお宅ながら、それを鼻にかけることなど一切なく、実に品の良いマダムでしたとさ。
マダムにはお嬢さんがいて、今でいうCAになりましたとさ。
CAになってほどなくして、お嬢さんは江戸の男性と結婚しましたとさ。
結婚式にはわたくしの両親も招待されました。
お嬢さんが結婚されてから、我が家では「きゃざまさんとこの婿」の話題がよくのぼるようになりました。
また、我が家にザマス会の方が集まっての茶話会などでも
「きゃざまさんとこの婿」の話がされているのを耳にするようになりました。
「きゃざまさんとこの婿呼んで、袖山の奥様んとこの呉服お見立て会でもしてやるかね?」
「へぇ(もう)今年は義理買い済んだすけ、来年にしてくんねろかね?」
「着物買わんでいっけ、お見立て会に来た駄賃、くれてやればいいねっか」
「50万、100万の着物じゃねーっけさ、北京飯店会場にしてディナーショーならこっちは助かるさ」
「そーらろも!、北京の壇奥様も喜んでくれなさるわ」
「いや、確かに北京飯店は越後一らろもさ、婿からしてみりゃ、宴会場のある中華料理屋より
ホテルでやりたいじゃねっかねー?」
「ホテルねー、ホテルでディナーショー
婿、1曲しかねーねっかね、有名ながん」
「やーらてー、やら!
あんげ歌聞いてディナーなんて…
そんげんだったらみつおにジュリーでも呼ばせなっせ」
こどもながら、話題が本旨からずれていくことがわかりました。
たしか、きゃざまさんとこのお嬢さんは俳優と結婚した。
ただ、俳優業だけではナニなので越後に金山ならね金脈をもつ嫁の実家が営業を企画してくれてたわけだ。
ちなみに、婿は当時、ご隠居と一緒に日本中を旅をする時代劇にでていた。
夜8時40分くらいになると
「えぇーい、頭が高い!」
とか
「この御方をどなたと心得る」
など叫び
わさびの葉っぱが三枚ついた手のひらサイズの容器、印籠?を周りの人間に見せると
次の瞬間、まわりが一斉に土下座する
毎週これを繰り返す、それなのにとんでもない長寿番組?だった。
印籠を手にわさびのイラストを周りにアピールするのが大切な仕事だった婿は
約30年後
印籠の持ち主の役、主役?、になったとさ。
うちは時代劇をまったくみないからわからなかったが、
婿殿、結婚前には既に大EDO捜査網にも出ていて、時代劇スターのひとりだったんじゃないかな、って思ったのはずいぶんとあとのこと。
人生…
そう
きゃざまさんとこの婿殿、持ち歌の歌いだし
じーんせーい
ゆーうきが
ひーつよーおーさー
確かにこれ1曲でディナーショーはきついか…
※一部、きゃざまさんの婿様に失礼と響く内容、表現がありましたが
ザマス会のリアリティーを大切にするため忠実に再現しました※
越後に「越後ザマス会」という、越後マダムの集まりがあったとさ。
その会のメンバーのひとりに、造り酒屋のきゃざまさんという方がおりましたとさ。
たいへんに裕福なお宅ながら、それを鼻にかけることなど一切なく、実に品の良いマダムでしたとさ。
マダムにはお嬢さんがいて、今でいうCAになりましたとさ。
CAになってほどなくして、お嬢さんは江戸の男性と結婚しましたとさ。
結婚式にはわたくしの両親も招待されました。
お嬢さんが結婚されてから、我が家では「きゃざまさんとこの婿」の話題がよくのぼるようになりました。
また、我が家にザマス会の方が集まっての茶話会などでも
「きゃざまさんとこの婿」の話がされているのを耳にするようになりました。
「きゃざまさんとこの婿呼んで、袖山の奥様んとこの呉服お見立て会でもしてやるかね?」
「へぇ(もう)今年は義理買い済んだすけ、来年にしてくんねろかね?」
「着物買わんでいっけ、お見立て会に来た駄賃、くれてやればいいねっか」
「50万、100万の着物じゃねーっけさ、北京飯店会場にしてディナーショーならこっちは助かるさ」
「そーらろも!、北京の壇奥様も喜んでくれなさるわ」
「いや、確かに北京飯店は越後一らろもさ、婿からしてみりゃ、宴会場のある中華料理屋より
ホテルでやりたいじゃねっかねー?」
「ホテルねー、ホテルでディナーショー
婿、1曲しかねーねっかね、有名ながん」
「やーらてー、やら!
あんげ歌聞いてディナーなんて…
そんげんだったらみつおにジュリーでも呼ばせなっせ」
こどもながら、話題が本旨からずれていくことがわかりました。
たしか、きゃざまさんとこのお嬢さんは俳優と結婚した。
ただ、俳優業だけではナニなので越後に金山ならね金脈をもつ嫁の実家が営業を企画してくれてたわけだ。
ちなみに、婿は当時、ご隠居と一緒に日本中を旅をする時代劇にでていた。
夜8時40分くらいになると
「えぇーい、頭が高い!」
とか
「この御方をどなたと心得る」
など叫び
わさびの葉っぱが三枚ついた手のひらサイズの容器、印籠?を周りの人間に見せると
次の瞬間、まわりが一斉に土下座する
毎週これを繰り返す、それなのにとんでもない長寿番組?だった。
印籠を手にわさびのイラストを周りにアピールするのが大切な仕事だった婿は
約30年後
印籠の持ち主の役、主役?、になったとさ。
うちは時代劇をまったくみないからわからなかったが、
婿殿、結婚前には既に大EDO捜査網にも出ていて、時代劇スターのひとりだったんじゃないかな、って思ったのはずいぶんとあとのこと。
人生…
そう
きゃざまさんとこの婿殿、持ち歌の歌いだし
じーんせーい
ゆーうきが
ひーつよーおーさー
確かにこれ1曲でディナーショーはきついか…
※一部、きゃざまさんの婿様に失礼と響く内容、表現がありましたが
ザマス会のリアリティーを大切にするため忠実に再現しました※
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