化学療法がはじまり1サイクル目が終えようとしている。

体の倦怠感、脱毛、吐き気…多くの副作用が母を襲う。


水を飲んでほしい、ご飯をたべてほしい、元気な顔を見せてほしい、楽しくお話をしてほしい、


今まで、当たり前だったことが、出来なくなる。それと同時に昔に戻りたいという、非現実的な願いが込み上げてくる。


弱っていく母をみながら、心が沈む私…


1番辛いのは母なのに、私が弱っていいはずがない。



母の体調は数時間おきに変化する。体調が良いとおもっていたら、突然の高熱。突然の倦怠感。


今は、母から「お水が飲めたよ。ごはんが食べられたよ」という些細な連絡ですごく嬉しく


また


「今日はしんどい。ご飯が食べられない。高熱がでている」という、連絡で心が沈む


私がふと母に「おかんがご飯を食べられないのなら、その分、おれが食べておく。体がしんどくて動けないのなら、そのぶん俺が元気を出す」と伝えると、母は凄くよろこんでくれた。


あたりまえだが、辛いときにこそ元気を出す。という言葉の意味を改めて理解できた気がする。辛さは人に伝染する。また元気も人に伝染する。


自分が出来ること、しなくてはいけないことははっきりしている。


母の体調、言動で、一喜一憂する、そんな日々が続いていく。


負けんなおかん!



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