先週の水曜日、私の劇団四季時代の弟分(笑)から、新しい役でデビューしたと報告を受け、これは行かねばと久しぶりに自由劇場に行って参りました。
ジーザス・クライスト・スーパースター
[エルサレム バージョン]
6/17 ソワレ公演
この作品は私の初舞台作品でもあり、とても思い入れの深い作品です。
なんと言っても曲が素晴らしい!
俳優泣かせな難しい音形ばかりで、当時は私もすごく苦労しました。
しかしやればやるほどその魅力に取り憑かれて大好きになってゆきました。
この日は私も客席で見ながらその音楽と当時の思い出が蘇り、魂が揺さぶられました。
群衆と共に、一緒に感動したり、歓喜したり、嘆き悲しんだり…何年経っても心に刻まれているものですね。
この作品は、右も左もわからなかった私にたくさんのことを経験させてくれました。
書き始めるとキリがないほど想いがあふれてしまうのでこの辺で(笑)
お目当ての新ヘロデ王★飯田のたっちゃんは、デビューしたてと思えない位とても素晴らしかったです!!!
歌はもちろん絶品で、彼自身も初舞台からこの作品に携わり、司祭・ペテロと経験し今回ヘロデ王となった背景があるので、作品の中での役の在り方がよくわかっているとても清々しく見事なヘロデ王でした。
さすがジーザスっ子!Σ\( ̄ー ̄;)
一緒に切磋琢磨していた頃が懐かしいです。
ほんと、よく成長したね!たっちゃん!
これからもいろんな役で見れることを楽しみに、応援しています♪(^ ^) なんてね。
素晴らしい舞台を観せてくれてありがとうございました!
終演後は久しぶりに共演させて頂いた方々とお会いし、とても懐かしく楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
当時と変わらず、熱く切なく素晴らしいユダを演じた芝さんは帰り際、
「俺たちは明日死んでもいいように、毎日悔いのない舞台を演って生きている」
とおっしゃって去って行きました。
本当にその通りだなと思える舞台でした。
私もそんな風に胸を張って言える生き方をしていたいと思います…!
ありがとうございました!!
皆様のご健康とご活躍を心からお祈り致しております。
金平真弥