大切なあなたへ
さわこ通信
私が保育士を退職して早いもので
2年がたとうとしています
最近ウォーキングしながら
桜を見て癒されていますが
桜を見るたびに
思い出します
私にとってこの桜が意味すること
2年前の3月31日...
私は最後の出勤日でした
保育士16年が終わる時..
朝から挨拶回りで
ドタバタしていたましたが
子供達と過ごす日も
今日が最初で最後...
だから、悔いのないように
すごそうと決めていました
当時年長クラスだったので
年長の子にとっても
保育園で過ごす最後の日でした
お互いに最後の日
3月に入り子供達は
私が保育園からいなくなることは
伝わっていました
ある女の子から
「先生とお別れする日は
いつなの？」
と聞かれました
私は
「ちょうど桜が咲いて
綺麗な時期にお別れになっちゃうかな..」
と答えました
その日から、その子は毎日
桜の木を眺めていました
暖かさと同時に桜の蕾も
膨らみ、ポツポツと
咲き始める桜の花びら
桜って綺麗だし美しい
けど、桜の時期はちゃんと
散りゆく時が必ず来る
ずっとは咲き続けないけど
必ず毎年咲く
それは、人の出会いと別れと
同じような気がする
出会いはたくさんあるけど
お別れも来る時がある
決してお別れが悲しいこと
ではない
誰かの新しいスタートだったり
新しいステージにいくための
お別れだってある
人は日々成長してるからこそ
必ず通らなければならない
でも別れの後は必ず新しい
出会いがある
年長の子たちも卒園するけども
小学校での新しい生活や出会いが
ある
私も退職して、違う場所での
環境の中で新しい出会いがある
さよならを言いたくないけども
笑顔で送り出したいと
2年前の31日は思いました
たくさんいろんなことがあって
たくさん泣いて
たくさん笑って
たくさん怒って
たくさん楽しんで
たくさんケンカして
たくさん謝って
たくさん悔しい思いして
たくさん褒められて
たくさん成長があって
たくさん頑張った日々が
子供達にもわたしにも
ありました
それはきっと
成長の証なんだと思う
そんな成長を私は見れて
幸せだったし、子供たちの
おかげで成長させてもらいました
桜の花が咲くのを見ていた女の子は
最後の日に涙を流していました
それは桜が満開だったから
満開の桜が綺麗だねって
みんなで言ってる中、
その子はお別れの時を
感じていました
お別れを感じるから涙が
溢れて...
そんな様子を見ていると
私は胸が締め付けられる思いで
いっぱいになりました
私もさみしいーって
だって毎日会っていたのに
また明日ね！がない明日がやってくる
当たり前のことが当たり前でなくなる
悲しいって感情が
溢れ出しました
涙を拭えないほど
涙が溢れてきて
ありがたいことに
31日はたくさんの方々から
お花やプレゼント、メッセージを
頂きました
私はたくさん泣きました
最後の子とさよならの
挨拶をした後に保育室を
眺めました
荷物がない保育室
子供の声がないシーンとした
教室
私の保育士16年生活が
終わったんだ...
とジワジワと感じました
桜を見るたびにあの頃を
私は思い出す
桜を見ながら
あの子達はもうすぐ3年生
私は結婚生活3年目
どんな小学校生活をすごして
いるのかなぁ
勉強頑張っているのかなぁ
給食食べてるかな？
そんなことを思い浮かべました
桜が開花するのは
成長の証だね！
過ごして場所や環境は
違うけど、あの時の
思い出は一生色褪せない
私が過ごした16年間は
確実に実となり今に
役立っていると
感じています
私の絵本投稿を楽しみにしている
人たちがいる
私の記事を楽しみにしている方が
いる
ほんと感謝の気持ちでしかないですね
一期一会の出会いを大切にしていき
学んだことをたくさんこれから
出していきたいと思います
あなたは桜を見ながら
何を思いますか？
何を感じますか？
私はあの頃園庭に咲いていた
桜を思い出します
思い出と共に♡
たくさんの幸せと
思い出をありがとう♡
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
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