スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチ
2005年スタンフォード大学の卒業式で語った事の一部に


「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」


という、とても印象に残る言葉ですよね。ご存知の方も多いと思います。


スティーブは17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉に出合い、その日を境に33年間、スティーブは毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしていたのです。
もし、「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということだ、と。

私はこのスピーチを初めてきいたのは15年以上前ですが、今日の今まで、約15年間私はこのスティーブの言葉から

今日が最後の日なら今日をどう生きる?どんな行動を何を選択する?

と自分に問いかけていました。
頭で考えていたのです。
「さぁ、考えろ私、何がしたい?」と。でも、浮かぶのは思考からの答え。
しかし、今朝通勤電車の中で、急に突然思ったのです、
スティーブ・ジョブズが言ったあの言葉に隠された意味

今日が最後の日なら、どんな気持ちになる?今日これからしようとしている行動ひとつひとつに対してどう感じる?

面倒に感じる毎日のルーティンがありがたいと感じ、感謝の気持ちが湧いてくるかもしれない。
寂しさのような気持ち。懐かしい気持ち。後悔の気持ちも湧いてくるかも。

いやいや分かっちゃいるけど…
なんか綺麗事に聞こえるなぁ…

なんて言葉が聞こえてきそうですが、明日が確実にくる保証なんてどこにもない。今日の夜をいつもと同じように過ごせる保証も、1時間後、30分後、10分後だって、くる保証は100%ない。
明日、いなくなっている可能性だってある。

本当にそう感じれたとき…
今が尊く、穏やかで、満たされた気持ちになります。
どーでもいい事が、ずっと握りしめていた事が、本当にどうでもかったんだと簡単に手放せるようになります。


さぁ、今日が最後の日なら、どんな気持ちになりますか?
今日これからしようとしている行動ひとつひとつに対してどう感じますか?