『ソングス・オヴ・イノセンス』ロスト・チルドレン

「パパ、パパは何処に行ってしまうの?歩く速度が速すぎる。教えてよパパ、この小さな僕にも。きっと僕は迷子になっちゃうよ」

夜の闇は恐ろしく真っ黒で、もうパパも居ない。彼は夜霧でタップリ濡れた。泥まみれのプールは限りなく深くて、彼は泣いてた。たぶんベイパーは何処かへ飛んでってしまったんだ。