昨日、思いがけず娘から手紙が届いた。
指定で昨日つくように出していたようだ。
桜の柄もうすピンクの綺麗な封筒に、同じ柄の便箋が入っていた。
かしこまった娘の文字が綴られている。いつもの「丸文字」ではない。


おかあさんへ

毎日、朝ご飯、晩ご飯、休みの日は昼ご飯も作ってくれてどうもありがとう。
中学校の三年間はとっても楽しかったです。でも、お母さんにはたくさんめいわくをかけたと思います。
二年生のときは、ちゃんと勉強しなかったりしました。
三年のときは、帰りが遅かったり、受験勉強も全然してなかったと思います。
家のこともちゃんとやらないであそんでばっかりでごめんなさい。

これからは高校生として、○○高校に通うけど、高校では部活はまじめにやりたいと思っています。
個人競技では前みたいにサボってしまうかもしれないので、バレー部とか、みんなでがんばれる部に入りたいです。

高校では自分に合った勉強が出来ると思います。
高校生になっても、たくさんめいわくかけたりすると思うけど、大人になるまで大目に見てください。

お母さんは、これからは仕事・家事でムリしすぎないでね。
ちゃんと手伝うようにします。
バイトもはじめると思うから、これからは”健康第一”にすごしてください。

これからも元気でやさしくて明るいお母さんで居て下さい。


                        Aより



 もうもう、泣いちゃいました。
私のほうこそ、娘にありがとうって百倍言いたい。