はい。前回の続きです。
④『ムーラン』
女性であることを捨て、平和な世を求め12年間闘った女闘士ムーランの波乱な生涯を描いた歴史アクション。
病気の父に代わり徴兵され、“泣き虫ムーラン”と呼ばれながらも魏国の将軍にまで昇りつめていくファ・ムーランをヴィッキー・チャオが好演してました!
ヴィッキー・チャオはこういうお転婆系の男勝りな役は結構ハマるね~。
↑ジェイシー・チェンも彼女を陰で支える友人役を好演!
アクションシーンについては、ワイヤーアクションは極力抑えた重力を感じさせる合戦シーンになってました。
ただ、リアルにアクションが出来る俳優達がいないので、カメラアングルや編集でごまかしている感じは否めないですね。
多少迫力不足かな。
↑フー・ジュンは「孫文の義士団」での悪役が強烈だったけど、今回もかなりの交戦的なキャラなんだけどアクションの見せ場がほとんどないというのが残念だ!
戦のない平和な世界を実現させるため、真実の愛を放棄するムーランの想いが切ないっす!
⑤『密告・者』
今回観た5本の中では断トツに面白かったのが本作品!
『友は風の彼方に』を今風に撮ったらこうなるって感じの作品ですかね~。
主人公がドライビングテクニックがある役柄なのは「ワイルドスピード」あたりを意識してるんでしょうか。
本作品は、警察官が組織に潜入しているのではなく、訳ありの前科者が警察に協力して潜入しています。
情を捨てて仕事に徹し、密告者との関係をイーブンと考えている刑事役をニック・チョンが好演!
彼の妻とのダンス教室でのエピソードが泣けたなぁ。
ある事故をきっかけに、ドン刑事(ニック・チョン)の密告者に対する心情の変化と行動がまたグッとくるんだよ。
サイグァイ(ニコラス・ツェー)が潜入した組織の中で惹かれる女性ディー(ルイ・グンメイ)。
彼女は『海洋天堂』の時に初めて観たけど、今回のワイルドかつセクシーな役柄もカッコよくと可愛いかったですな。
しかし、彼女の選択した道が破滅へと続いているとは・・・最後は悲しいっす!
今回レンタルした中で『密告・者』だけはブルーレイで後日注文したくらいに面白かったですね。
観ていない方にはオススメ!
同スタッフ・キャストの『ビースト・ストーカー/証人』も早く観てみたいですよ。