こんにちは。

心理カウンセラーの

村上信子ですニコニコ



朝起きて布団から出たら

フッと不安が胸をよぎった。



いつも通りカーテンを開けて

外を見る。

夜の間に雨が降ったんだろう。

物干し竿が濡れている。



この不安はなんだろうと

自分に問いかけてみる。



今日は何曜日?

どんな予定があったっけ?

何が不安なのかな?

夫のこと?子どものこと?

どこにひっかかってるの?



問いかけてみたけれど

これだ、というものは

見つからなかった。



なんか分からないけど

ただ、フッと不安になった。

それだけのようだった。



なんか分からない

ふとした不安。

これをそれだけと捉えるか、

どうしようと捉えるか。



毎朝の家事をしていたら

いつの間にか

その不安は消えていた。



フッと不安になったから

フッと空に帰っていったのかも。

空を漂っている不安に

私は当たってしまったのかも。



そんなことを思っていたら、

「あーー、以前の私は

 こんな不安を毎日感じていた」

そのことを思い出していた。



毎朝、毎朝、

理由も分からず不安だった。

朝が来るのが憂鬱だった。

その不安を飼い慣らすことが

できるようにもなっていた。



いつぶりかのこの不安を感じて

なんだか懐かしい気持ちになった。

懐かしいだなんて感じてる自分に

ふふっと笑ってしまった。



あの頃の私が

よかったねー、よかったねー、よかったねー。

と笑いながら私に大きく手を振って

向こう岸から叫んでいた。



うん、よかった。

不安に当たるこの心も

減ったんだと体感したことも

全部、よかった。



全部、全部、よかったハート





リビングにチューリップを飾ると

春が一歩近づいてきた。