こんにちは。

心理カウンセラーの

村上信子ですおねがい




先日、

友人と数年ぶりに

会いました。

数年ぶり、ということは

数年間疎遠に

なっていたのです。

私から連絡することが

いつの間にか

できなくなっていました。




なぜかと言うと、

その友人に会うと

私の劣等感が刺激されるから。

その友人を前にすると

こんな私ではダメだと

ダメな私をなんとか隠そうと

私は緊張してしまうのです。




そんな自分がイヤだった。

情けなかった。

そんな自分をこれ以上

私が見たくなかった。

だから自然と疎遠になりました。




でも、あるタイミングで

会いに行こうと決めて

会って、友人の話を聞いて、

私は昔の私の視野の狭さを

思い知ることとなりました。




私は一体彼女の

どこを、何を、

見ていたのだろう。

何も見えていなかった、

何も分かっていなかった。

見ようとも分かろうとも

していなかった。




勝手に私が彼女像を作り上げ、

彼女のようになれない自分を

ダメだと勝手に情けなくなり、

勝手に離れていった。

なんて独りよがり。

私はそんなことを友人に対して

していたのだと思い至り、

自分のことが

ほとほとイヤになりました。




と同時に

あの頃とは違った見方で

友人を見ている私。

あの頃感じた劣等感を

感じなくなっている私。

このことに気付けたことに

私は私に盛大な拍手を

送りました。




こんなことを体感させてくれた

友人に私は重ねて

ありがとうを伝えましたが、

その度に

こちらこそありがとうと

友人は伝えてくれるので、

やはり彼女のことを

なんて素敵な人なのだろうと

思わずにはいられません。




劣等感を感じることが

悪いこと、とは思いません。

劣等感を無くしましょう、

とも思いません。

感じていいし、あっていい。

劣等感は大切なことを

気付かせようと

してくれているから。




ただ、気付けば劣等感を

感じなくなっていた。

このことを自分で体験してみて、

人間って変われる。

強く強く確信しました。




私が変わったから

あなたも変われる。

そんなことも言いません。

でも、変わりたいと

あなたが願うのならば

変われるよと

それだけは言い切りますハート